”松の内”もとうに過ぎ、元日のめでたい雰囲気も街からすっかり消えているのに、私の気持の中では
新年を迎えたのケジメというのが未だ出来ていない事にふと気づきました。
『 今年の我が家の ”おせち” 』
去年と似たような”おせち”の写真ですが、今年は場所が違いました。
病院の談話室だったのです。
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振り返れば、去年の12月の中程から急に腰痛が始まり、
『ぎっくり腰かも知れない』その内に治るだろうと、何の対応も取らずに放置しておいたところ、
直るどころか段々痛みは激しくなり、その内に夜寝ている時も痛みで寝れなくなり、連休に入った
クリスマスの頃には歩けなくなってしまいました。
年末も押し迫った連休明け早々に、整形外科を受診したところ『頚椎ヘルニア』と診断され、かなり酷い状態な
ので即刻入院、翌日手術という事になりました。
手術は全身麻酔で行われ、手術後気づいた時には体のあちらこちらにチューブが5本も繋がっていました。
術後2日目には歩いてトイレに行くことを要求され、3日目には体に繋がっていたチューブのほとんどから
開放されました。
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私の迎えた正月の環境は、そんな状況の中でした。
病気になった時に一番にありがたいと感じるのは、家族の支えでした。
「自分の今年の正月は、どこかへ飛んでってしまった。」と愚痴ったところ、「みんな同じだよ」
という返事が返ってきました。
家族は私のために同じ境遇になったのだと思うと、申し訳なかった。
1月6日になると、外出しての近場の歩行訓練が許されました。
先ず、初めに行ったのが歩いて10分ほどの場所にある小さな神社でした。
二日目も、近くの神社。
三日目も別の小さな神社
結局、近場の三社参りをしたことになりました。
1月中旬には退院して、今はリハビリに励んでいます。
家族のほか、周りの私に繋がりのある皆さんに大変なご心配と、ご迷惑をおかけしました。