最近描いた絵を、フォトチャンネルでまとめました。
昨年はコロナ禍と私の体調の問題もあり、水彩画と日本画の絵画教室を退会しましたので、作品は少なくなりました。
今年は体調も回復してきつつありますので、今後の新型コロナの情勢を見ながら、活動を再開したいと思っています。
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趣味の絵、小作品集
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最近描いた絵を、フォトチャンネルでまとめました。
昨年はコロナ禍と私の体調の問題もあり、水彩画と日本画の絵画教室を退会しましたので、作品は少なくなりました。
今年は体調も回復してきつつありますので、今後の新型コロナの情勢を見ながら、活動を再開したいと思っています。
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趣味の絵、小作品集
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初詣に、私たち夫婦と長女夫婦とで、隣の市にある粟嶋神社に車で行きました。
のどかな農村のなかにあり、一昨年から混雑を避けて此方へ参拝しています。
粟嶋神社には、日本一小さいことで有名なミニ鳥居があります。
境内のミニ鳥居は、文化11年(1814年)に作られたと伝わる30cm四方の小さな鳥居で、これをくぐると婦人病をはじめとするさまざまな病が平癒すると言われているそうです。
境内には体験用のミニ鳥居も。
神社で飼われているワンちゃんでしょうか、去年も会いましたが、袴を履いて凛々しいいでたちです。
くるみも正月用の着物をきています。
境内では、「かわいいい」と、何人も声を掛けて頂きました。
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去年の秋に購入した ハナキリン(シャインキッス)の花が満開になりました。
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今年も年末助け合い「愛の色紙展」が始まり、私も色紙1点を出展しました。
「本を読む舞妓」 (金潜紙に岩絵の具)
気に入った絵を購入するには、先ずで展示会場で投票用紙を購入し、購入希望の絵に投票し、最終日の抽選に当選し購入権を得る必要があります。
人気のある画家さんの絵は集中して票が入り競争率が厳しくなりますが、逆に、たまたま評が入らなかったという絵もあります。最終日に無得票の絵を競争無しで購入できるのでそれも好評です。
絵を提供する側としては、一般の方から評価を受ける形になります。お客さ者好みではありますが、票が一つも入らないという事は、人によってはかなり気落ちすることになりかねません。作者からの無償提供の小品の絵ですが、皆さん気合を込めて描かれています。
私は、熊本県美術連盟では年1回の美術展と、今回の色紙展が数少ない活動の場です。
私の提出作品は「本を読む舞妓」
金潜紙に主に岩絵の具で描いています。
金潜紙とは、金箔を押した台紙に薄紙を漉き重ねて作った紙で、今回使用したのは色紙大のサイズです。普通の色紙に比べて滲みが少なく、表面はかなり強度があります。
顔の部分は薄い胡粉を10回以上塗り重ね透明感を出しました。衣装の部分は岩絵の具で、簪(かんざし)は銀箔、帯等には金箔(洋金)を使用しました。
*私の絵に具体的なモデルはいません。20年ほど前から、絵の対象として日本の民族衣装としての「舞妓」に興味を持ち、京都にも旅行したり、地元の京都展などに舞妓さんが来ると、カメラを下げて行ったりと、随分資料を貯め込んできました。時折インターネットで他の画家さんとの類似を避け、独自性を確認して絵を描いています。
追記
私の作品「読書する舞妓」は、お陰様で最終日の抽選で、お客様にお買い上げ頂きました。
今年もチャリティに参加できた喜びと、また、お客様から絵にご支援を頂いた事で、大変嬉しく思っています。
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一昨年購入したシャコバサボテンの花が今年も満開にまりました。
通常は、二階の出窓に置いて大事に育てて、開花を待っていました。
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私の住んでいる家から車で5分程の所に、アクアドーム熊本というスポーツ施設があります。公園風の樹木と芝生のグラウンドもあり、天気の良い日はチワワのくるみと散歩に行きます。
特に今の時期は木々の紅葉も始まり、吹く風も穏やかで、ベンチでとても気持ちよく過ごせます。
この時期になると満開になる酔芙蓉の花がきれいです。今朝咲いたばかりの真っ白な花と、昨日咲いた深紅の花の対比がとても綺麗です。
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昨日、かなり前描いた日本画作品「トレドの眺望」を、居間に上から吊るしました。
毎年美術展のために描いた大きい絵は、知らず知らずのうちにアトリエを倉庫のような状態にしていて悩みの種となっていますが、作品をもう一度飾ってみようと思い立ったのです。
この絵の大きさは変形50号ですが、実は元の大きさは100号で描いたものです。
日本画の場合は、大きい絵を上下または左右半分に描き分け、2枚を接ぎ合わせて一つの作品にしてもよいという事があり、この絵は作品の上半分なのです。絵の当初の意図は失われますが、装飾的にはありかなと思います。
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くるみのダンス
この戸棚の中に、くるみの好きなおやつが入っているのです。
欲しい時はダンスでアピールします。
中央の公募展に作品を送り出しました。
年齢と体力、諸々の理由から、おそらく最後の出品と思っています。
今回の作品も長く抱え込み、完成まで通算2年ほどかかってしまいました。
これが最後と思えば、選外・入選関係無く、何となく晴々した気持ちです。
地方から中央の公募展に作品を出すと、どれほど費用が掛かるのでしょうか、
問題は搬入送料です。今回は送料だけで3万円余分にかかってしまいました。
(東京からの持ち込み搬入だと、作品の応募手数料の8000だけです。)
私は、挑戦する高揚感が、たまらなく好きだから、懲りなく挑戦してきました。。
「そこに山があるから」という言葉と相通じるところがあると思います。
しかし、完璧に登頂できればいいのですが、落っこちてしまう事を考えると、
そこのところが何とも切ないところです。
今回は99パーセント選外と思っていますが、締めくくりです。
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次の絵は、
上記の記事とは関連無く、随分前描いた日本画(20号)です。
和紙に岩絵の具。
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水彩画教室で、以前描いた人物画のデッサンが見つかったので、
モデルさんの写真と共に絵をアップします。
人物は難しく、限られた時間で描くので、気持ちが大変高揚します。
(15分と5分の休憩を挟み、5回ポーズ)その後1時間ほどの修正。
水彩画8号(別の日に彩色しました。)
私の住む地方でも、新型コロナの発症数が尋常でなく増えてきました。私の住む町のすぐ近くの、介護施設を含む病院でクラスターが発生し、最終的には80数名となり、亡くなられた方も何名か出ています。
「不要不急の外出は自粛」が言われている中、私が通っている絵画教室は休講の連絡は無く、正直気が進ませんが新年初めての教室でもあり、意を決して行くことにしました。
今回の水彩画は、去年の11月に写生したものを今回仕上げたのです。敢て色の綺麗さよりも渋めの混色とし、筆のタッチの粗さを出すことと、時間をかけずに彩色することに留意しました。
新型コロナの蔓延する状況ではありますが、計画通りにグループ展が行われます。初めてとなる私も2点出展します。
今年も今日で最後です。新型コロナで始まり終わりのないままコロナ禍は来年に引き継がれることになります。
次の絵は「鎮めの少女像」(作者不明)を模写して彩色を施したものです。(鉛筆デッサンに透明絵の具)
原本は写真ですが、災害の終息を願う気持ちがよく表された像だと心に響き、写生しました。
新型コロナに対しての防御は、終息するまで気を緩めずに、凛とした気持ちで臨みましょう。
ヨーロッパ中世のプリンセス像からのイメージ
(和紙に水干絵の具)
会社を定年退職して絵を描くことを趣味として習い始めて、もう15年近くになろうとしています。
絵をただ描く事だけでなく、いろんな絵画団体にも入り、人との繋がりも増えました。私は先ず水彩画を習い始めて、並行してデッサン教室、植物画、水墨画、日本画といろんな経験をしました。その為に器用貧乏と言われることもありますが、幅広い絵の世界を楽しんでいます。
今まで、ずっと通して描いているのが水彩画と日本画です。
その違いは何だろう。そして、美術の専門的な教育を受けたことが無い私にとって「日本画とは何か?」と聞かれるのが一番困惑する質問です。今回は私の描いた3枚の絵を通して、素人の私なりに整理してみました。
1枚目は水彩画教室で描いたモデルさんのデッサンです。後で着彩する事を念頭に置いて描きました。(F-6号)
モデルさんの細かな描写をするのが遠慮されるので、だんだん私の頭の中で美化していくことになります。
この絵に水彩絵の具で彩色したのが次の写真です。人物の形、皮膚の陰影など観察して写実的に描きました。着彩で顔の表情がデッサンと変わったのは私の未熟さです。
次に、この絵を元に日本画を製作しました。使ったのは和紙、岩絵の具です。
この作品はグループの小品展に出すためで、F-4の大きさに縮小して描いています。
人物の輪郭は線描きにしていて、皮膚の陰影は極力抑えて立体感を強調しないようにしています。岩絵の具の混色は抑えて(比重が異なる場合があり分離することが多い)5回~8回の塗り重ねで色を出します。
水彩画の場合はチューブからパレットに出してすぐに混色して塗ることで早く完成しますが、日本画は岩絵の具を膠(にかわ)で溶いて、色を塗り重ねるという行程があり、乾いてから何度も塗るという繰り返しの時間を取りますので、完成までかなりの日数を費やすことになります。
日本画を描く場合、絵の全体の表現は「清楚」にと心掛けしています。
洋画と日本画の違いは、人種の違いもあり「肉食系と草食系」の違いなのかも知れないと、私的には思えるのです。
日本画 「憩い」 F-6 (和紙に岩絵の具)
水彩画教室に通っています。早いもので2年を過ぎました。講師はおおらかで教室の雰囲気はとても明るいです。
難を言えば、絵を描く時間が短い事。正味2時間となっていますので、机上にモチーフを幾つか並べて周りを囲んで描き始めるときは既に20分以上は経っています。私はいつも時間が足らずに、デッサンのみで終わるのがしばしばです。
今回の人物を描いた時の作品の完成するまでを3ステップで写真を撮っています。
デッサン(教室で描いて、講師の指導を受けています)。私は本人に似ていない事を気にしていましたが、「似顔絵ではないからね、雰囲気が伝われば十分!」と言われました。デルさんのホーズも顔の表情も硬く、そのままの表現がなかなか厳しい。素人さんだから仕方ないか。お互いに素人なのだから!
家に帰ってから写真を見て着彩。
写真はいけないよ、と言われそうだがこの状況下では仕方ありません。
私の絵は写実的です。先ずは人物をキッチリと観察して表現することに努め、デフォルメするのはその後と思っていますが、顔は例外で、似せようとすると段々深みに入ります。
今回の絵はデッサンでは表情が硬く暗かったので、生き生き顔にデフォルメ。実際は目と口をいじった程度ですが。
後日、作品としては画面が物足りないので、別のフロアに置いてあった観葉植物の鉢を追加しました。無いものを画面の中に描き入れるのは大丈夫なのか?。でも、大家の画家さんも普通にやっているから、許せるだろうと勝手に思っています。気にしていた厳しい顔も、何とか優しい顔になりました。
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我が家の小さな庭も秋色
この土地へ移り住んでから、もう二十数年になります。
庭は狭く、それでも当初は意気込んで芝生を貼ったり、植栽も植木屋にたのんで、知人からはいい庭が出来ましたねと言われたものですが、その後の手入れも悪く、また、木が思いも寄らず大木になったりして撤去する羽目になり、現状に至ります。そんなどうという事もない庭ですが、今は秋色です。
水彩画の教室に通っています。今の教室は通い始めて2年半になりますが、人物画を描くチャンスが少なく、今年は特にコロナ禍で1回もありませんでした。
次の絵は去年に描いた絵で、作品として発表するチャンスが1回も無く、このまま埋もれてしまうのも・・という思いから絵をアップロードします。
赤い椅子に座ったモデルは慣れないのか緊張気味の表情で、また、ありふれたポーズでしたので何となく絵が淋しく思え、後日、背景のツル薔薇様の絵を挿入しました。
「モデルと違った顔に描きました」と先生に言うと、「似顔絵を描くわけではないからね。そして、お顔も美人に描けているからそれもいいでしょう。」という評でした。モデルさんには聞こえていないか不安になりました。
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私は、家内の病気をきっかけに家事全般をする主夫になり、もう2年以上になります。皆さんは来変でしょうと言われますが、今は当たりまえの様に体が動きます。しかし、雑事が多いですね。
今日、買い物に行ったとき、花屋さんの店頭にポインセチアの花の鉢が並べてあって、350円と書いてあり、安かったので一鉢買ってリビングに飾りました。
部屋が、いきなり12月の華やいだ雰囲気になりました。
チワワのくるみを入れて記念写真。