今年も年末助け合い「愛の色紙展」が始まり、私も色紙1点を出展しました。
「本を読む舞妓」 (金潜紙に岩絵の具)
気に入った絵を購入するには、先ずで展示会場で投票用紙を購入し、購入希望の絵に投票し、最終日の抽選に当選し購入権を得る必要があります。
人気のある画家さんの絵は集中して票が入り競争率が厳しくなりますが、逆に、たまたま評が入らなかったという絵もあります。最終日に無得票の絵を競争無しで購入できるのでそれも好評です。
絵を提供する側としては、一般の方から評価を受ける形になります。お客さ者好みではありますが、票が一つも入らないという事は、人によってはかなり気落ちすることになりかねません。作者からの無償提供の小品の絵ですが、皆さん気合を込めて描かれています。
私は、熊本県美術連盟では年1回の美術展と、今回の色紙展が数少ない活動の場です。
私の提出作品は「本を読む舞妓」
金潜紙に主に岩絵の具で描いています。
金潜紙とは、金箔を押した台紙に薄紙を漉き重ねて作った紙で、今回使用したのは色紙大のサイズです。普通の色紙に比べて滲みが少なく、表面はかなり強度があります。
顔の部分は薄い胡粉を10回以上塗り重ね透明感を出しました。衣装の部分は岩絵の具で、簪(かんざし)は銀箔、帯等には金箔(洋金)を使用しました。
*私の絵に具体的なモデルはいません。20年ほど前から、絵の対象として日本の民族衣装としての「舞妓」に興味を持ち、京都にも旅行したり、地元の京都展などに舞妓さんが来ると、カメラを下げて行ったりと、随分資料を貯め込んできました。時折インターネットで他の画家さんとの類似を避け、独自性を確認して絵を描いています。
追記
私の作品「読書する舞妓」は、お陰様で最終日の抽選で、お客様にお買い上げ頂きました。
今年もチャリティに参加できた喜びと、また、お客様から絵にご支援を頂いた事で、大変嬉しく思っています。
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一昨年購入したシャコバサボテンの花が今年も満開にまりました。
通常は、二階の出窓に置いて大事に育てて、開花を待っていました。
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