ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

チャンドラ(ざぼん)の砂糖漬けとマーマレードに挑戦

2010-04-19 20:32:04 | グルメ・料理
昨日、教会の帰り道で、熊本産チャンドラという柑橘類を見つけ、4玉(1000円)買って来ました。果物屋さんのいうことには、これはザボンの一種で果実はきれいなピンク色をして甘くて美味しいとのこと。黄色い外皮は削り取り、内側の白い皮の部分はザボン漬けにすると晩白柚よりも美味しいと教えられ、早速挑戦することにしました。インターネットで調べると「アメリカ原産のザボン」とのこと。
計量すると、815g、740g、790g、760gで、合計3100g、表面は明るい黄色で、果実はピンク色、酸味はそれ程強くなく、甘い。
まずは、甘夏用のナイフで表面を8等分し皮をむく。それから外皮の黄色い部分を削り取る。案外簡単だ。4玉の内2玉の果実はそのまま食べることとし、黄色い外皮は捨てる。白い内皮は4つ分で475g、このうち200gを砂糖漬けにし、250gほどをマーマレードにすることにした。
白い内皮を、鍋に入れ、水をひたひたに加え、ミョウバンを茶さじ3バイ程加えて加熱。水が黄色くなり、いかにも灰汁や苦みが出ている感じ。30分ほど煮詰めて、水を2~3回代えながら、洗い、さらす。よく絞って、もう一度水から煮詰める。白い内皮が半透明になり、苦みがなくなり、やわらかくなったら取り出してもう一度水洗いする。よく絞って砂糖漬け用のものは食べやすいぐらいに切り形を整える。マーマレード用の方は細かく刻む。
先ず、マーマレードの方からかかる。2玉分の果実を手で細かくばらし、それにグラニュー糖400gに水を200gを混ぜて煮る。ピンク色の煮汁が出て来たら、砂糖漬け用に100ccの煮汁を取り出しておく。鍋の方にはマーマレード用の内皮を加え、弱火でコトコト煮る。味を見ながら砂糖を加えたり、水を加えたり。なにしろ、しっかりしたレシピーがないのですべてが手探りである。水気がすっかりなくなり、目で見てマーマレードだなと思ったときが完成。試食しても苦いだけであまり美味しくない。どこかで、何かが間違ったらしい。そうなるかも知れないと思ったので、近くの産直で手作りの晩白柚マーマレードを買ってきたが、それもあまり美味しいものではない。それでもケチなわたしたち、絶対に捨てない。責任をもって最後まで食べる。これが非調理人の倫理。
さて、次に砂糖漬けの方は、取り出しておいた煮汁にさらに200gのグラニュー糖を加え、内皮をコトコトと煮る。色がだんだん美しいピンク色に変わり、透明感が出て来て、水分がなくなったら火を止める。十分に冷やして、乾燥させ、グラニュー糖をまぶしたら完成。こちらの方は、まあまの出来。しかし、かなり苦い。この苦さが「病み付きになるぞ」と自分自身に言い聞かせて食べる。4~5日はかかるかも。
結論、チャンドラは、そのままで食べるのが最高である。

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