博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H26.12月定例会行政報告その1

2014-12-14 12:52:58 | 日記

久しぶりの更新です。インフルエンザが流行り始めました。手洗い・うがい・マスク着用など予防に努めましょう。

 

さて、9日から12月定例会が開会しました。今定例会には、防災集団移転促進事業に伴う移転元の土地取得や一般会計補正予算など計31議案が提出されました。最終日の17日に議案審議となりますので、結果については、いつもの通りまとめ終わり次第お知らせします。

今日から数回に分け、初日に町長からあった行政報告をお知らせします。なお行政報告は、前定例会(9月)閉会後から今定例会(12月)開会までの行政に関する報告となります。

 

○浪江町功労者表彰式について、ご報告いたします。 

 文化の日の11月3日、第42回浪江町功労者表彰式を二本松市内にて開催いたしました。

 表彰者については、特別功労表彰は4名の方々で、長年にわたり学校教育の進展に尽力された方々や請戸郵便局長として精励された方です。功労表彰は4名の方々で、ご当地グルメを活用したまちおこし活動に日夜尽力された方々、震災以降浪江町民を援助下さった方々です。善行表彰は22名の方々で、多年にわたり消防団として尽力された方々、震災以降浪江町民を援助下さった方々です。総計30名に賞状及び記念品を贈呈し、ご功績を讃えたところであります。

 

第20回福島県知事選挙について、ご報告いたします。 

 10月9日告示、10月26日投開票で行われました当選挙においては、期日前投票・不在者投票や投票日当日、その後の開票まで適正な選挙事務執行に努めたところです。

 今回の選挙では、期日前投票所を二本松、福島(2か所)、本宮、いわき、南相馬に合わせて6か所設置し、当日投票所は期日前投票所に桑折を加え合計7か所に設置いたしました。また、選挙のお知らせを全有権者に配布し投票所の場所や受付時間の周知をはかるとともに、10月25日、26日は仮設住宅から投票所までを結ぶ巡回バスを運行させるなどして、選挙人の投票機会の確保と投票率の向上に努めてまいりました。

 その結果でございますが、当日有権者は15,943名、投票者数は6,785名で投票率は42.56%、前回の投票率47.94%に比べ5.38ポイント下回りました。

 今回の選挙においても、期日前投票者数および不在者投票者数が全体の6割弱(57.8%)を占めており、選挙のお知らせ等による事前の情報提供が、今後ますます重要になるもの思っております。今後も引き続き、なお一層の有権者への周知・啓発を行い、投票率の向上に取り組んでまいります。

 

○常磐自動車道(浪江インターチェンジ)開通について、ご報告いたします。 

 念願でありました常磐自動車道浪江インターチェンジが今月6日に開通となり、北方面への交通アクセスが容易となりました。当日は、宮城県の山元インターチェンジにおいて開通式典が挙行され、その後、浪江インターチェンジにおいて営業開始セレモニーが行われました。

 開通に先立ち、先月30日には普段体験できない開通前の高速道路上において、常磐自動車道開通記念サイクリングが新地インターチェンジを中心に、また、沿線市町村でも、記念イベントが開催されました。当町としては、南相馬市のご協力のもと、浪江町民も参加し共催という形で南相馬インターチェンジにおいてサイクリング大会を開催することができました。

 常磐自動車道の残る富岡・浪江間も、来年3月1日の全線開通を目指し、工事が進んでおり、復興途上である双葉郡内町村の活性化、また、今後の住民帰町に向けた起爆剤となることを期待し、NEXCO東日本東北支社、関係省庁と協力をしてまいります。

 

○常磐自動車道浪江IC開通に伴う防犯対策等について、ご報告いたします。 

 常磐自動車道浪江IC開通により、浪江町以北と高速道路で直結されることに伴い、浪江インターチェンジから国道6号までの約5kmの国道114号においては、浪江町民以外の不特定多数の車両が往来することが見込まれ、これまで以上の防犯対策の強化が必要と考えます。町では、国道114号沿線の住居等については簡易バリケードを設置し、主要道路との交差点については、開閉式のバリケードと通行証の確認を行う警備員を配置し、浪江町民以外の通行については厳重なチェックを行うこととしました。

 また、先月27日には、防犯見守り隊の発隊式と、警察・消防との合同によるパトロール出動式を行いました。防犯見守り隊は、公募により募集し、浪江町民で構成された41名の方を採用することとしました。活動は、12月1日から、6人の隊員が車両2台に乗り込み、町内を巡回するものであります。

 地元の町民がパトロールすることで、狭小な路地などわかりにくい場所を巡回したり、一時帰宅している町民に対し、安心を与えることができ、警察・消防とは違う視点でのパトロールと防犯活動に期待するものであります。夜間についても警備員が警ら活動を行うほか、警察や消防についてもこれまで以上の体制で町内の巡回パトロールを行い、警戒態勢を強化いたします。

 また、町内に設置している防犯カメラの増設など監視体制を強化してまいります。

 

今日は、ここまで。

 

*衆議院議員選挙は、お済みですか?

まだ選挙に行かれてない皆さん、「貴重な1票です。棄権をしないで必ず投票しましょう」。