博文(ひろぶみ)通信

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H26.12月定例会行政報告その8

2014-12-23 18:33:49 | 日記

昨日の続きです。

 

○津波被災地域の復興事業について、ご報告いたします。 

 津波被災者の生活再建のため行っております「防災集団移転促進事業」につきましては、10月より移転元用地の買い取り、住宅再建者を対象とした被災住宅再建事業補助金等の受付を開始しております。移転元用地の買い取りにつきましては、県内5方部における契約相談会の開催や郵送による契約を行っており、契約件数は11月末現在約200件、今年度予定数の約4割となっております。

 また、移転先住宅団地の整備につきましては、第2回目の意向調査に基づき、幾世橋地区移転先団地への移転希望者48件、請戸地区移転先団地への移転希望者63件について、基本計画の策定を行っております。今後、埋蔵文化財の試掘、用地測量等を行う予定としております。なお、北棚塩地区については、移転希望者が補助要件を満たさなかったため、現在保留とさせていただいております。 

 町営大平山霊園の整備につきましては、深刻な人手不足により工事作業員が確保できない状況が続いており、やむなく工事の工期を来年3月まで再度延長したところであります。現在、町の工事監督員を複数配置するなど、工程管理を強化し、整備工事に取り組んでいるところであります。 

 浪江町復興計画【第一次】及び浪江町復興まちづくり計画に計画されている津波被災地における太陽光発電事業につきましては、営農の継続と太陽光発電事業の両立が可能な、営農継続型太陽光発電事業による実施を検討しているところであります。

 

○仮設津島診療所常勤医の着任について、ご報告いたします。 

 平成26年9月16日、札幌市にある「医療法人渓仁会 札幌西円山病院」との契約により、同病院の名誉院長である「峯廻 攻守(みねまわり よしもり)」医師をお迎えし、10月1日から、仮設津島診療所の常勤医として勤務をしていただいています。専門は内科(循環器科)で、仮設津島診療所で週3日、応急仮設診療所で週2日、診療に当たるほか、放射線健康セミナーでの健康相談等に協力していただいています。

 

今日は、ここまで。