博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H26.12月定例会行政報告その11

2014-12-27 17:25:00 | 日記

昨日の続きです。

 

○教育委員会所管各種事業について、ご報告いたします。 

 県市町村対抗軟式野球大会でこれまで優勝・準優勝等の輝かしい成績を残している浪江町チームは、全町避難の困難状況にも関わらず今年も善戦しました。9月14日(日)には県内外の避難先から30名ほどの選手が結集して白沢グリーンパーク野球場での対天栄村戦に臨み、早いイニングに大量点を上げ10対0の5回コールドで初戦を飾りました。次の試合は9月20日(土)に同じ白沢グリーンパーク野球場での矢吹町との対戦となり、多くの関係者が応援に駆けつけて熱戦を繰り広げました。試合結果は、双方の投手戦が続く中、僅かに1点を許して0対1で惜敗しました。

 次に避難生活が長期化する中でスポーツを通じて繋がり合い励まし合おうと、浪江町長杯の各種大会が9月27日開催のソフトボール大会を皮切りに全5種目が開催されました。県内外に避難している町民は近況を話し合うなど、親睦を深め楽しい雰囲気の中で行われました。ソフトボール、ゲートボール、家庭婦人バレーボール、グラウンドゴルフ、パークゴルフに、延べ人数で352名が参加しました。 

 次に、浪江町の子供たちの再会の場である「集まれ!なみえっ子」を今年も10月13日に猪苗代町の磐梯青少年交流の家で開催することにしておりましたが、台風19号の被害を防止するために中止しました。台風19号は9日の正午には遥か南の海上にありましたが、遠方からの参加者の往復路の安全確保、事前通知に要する時間、キャンセルに伴う経費負担の問題等を勘案して、実施4日前の9日に中止を決定し、その旨を関係者に通知したところです。

 次に、「東日本大震災復興事業」と位置付けられた第1回市町村対抗福島県ソフトボール大会が10月18日から10月26日までの土・日4日間の日程で相馬市で開催されました。初回となる今大会には県内49市町村が出場し、浪江町からも先の町長杯大会での優勝チームを軸に補強編成したチームで臨みました。10月18日の午後からの泉崎村との対戦では9対4で勝利しました。2日目の19日には塙町との対戦となり行き詰まる投手戦が続きましたが練習量に勝る相手に2対1で惜敗しました。 

 次に、第26回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が11月16日に白河市と福島市の間で行われました。原発事故による全町避難が4年目となる今年、浪江町のチームは佐藤博文監督を中心に全国各地の避難先の選手等との連絡を密にしながら態勢を整え、土曜ごとの練習と前後2回の合宿を中心に練習に取り組んでこの日のレースに臨みました。常連の成人選手が都合で出場できない中、比較的若い選手層でのチーム編成で、それぞれに自己の最善を尽くすレース運びができましたが、結果は総合29位、町の部11位で昨年同様となり、町の部入賞の目標は来年度に目指すことになりました。

 

*今日で、H26.12月定例会初日に町長から行われた行政報告は終わりです。

11回にわたり、お付き合いいただきありがとうございました。