昨日の続きです。
○放射線健康不安に関するリスクコミュニケーションの実施状況について、ご報告いたします。
放射線健康不安の解消のため、弘前大学浪江町復興支援室と連携し、リスクコミュニケーションを実施しております。8月に、東京で避難町民の方を対象とした放射線健康セミナーを開催した後、10月から11月にかけては、町職員のフォローアップ研修のほか、京都市、いわき市及び柏崎市で避難町民の方を対象とした放射線健康セミナーを開催しました。これには、先程、着任の報告をしました峯廻医師にもご協力をいただき、健康相談を兼ねて実施したところです。
○浪江町敬老祝金と100歳賀寿表彰について、ご報告いたします。
9月15日の敬老の日を基準日として、80歳から84歳の方、939名、85歳から89歳の方、702名、90歳以上の方、330名、合計1,971名の方に対しまして、浪江町敬老祝い金を各指定の金融機関へ振込により支給をいたしました。
また、満100歳を迎えられました4名の方に対しまして、賞状と金10万円を支給しております。4名の方皆様まだまだお元気で、なかには「町の最高齢まで頑張ります」と答えられた方もいらっしゃいました。厳しい避難生活が続きますが、皆様のますますの御健勝を祈念いたしております。
○災害関連死について、ご報告いたします。
災害関連死につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、11月28日現在、申出受理件数が450件、うち審査件数が437件、うち認定件数が348件であります。
今日はここまで。