博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H26.12月定例会行政報告その2

2014-12-15 17:56:39 | 日記

昨日の続きです。

 

○浪江町消防団の活動状況について、ご報告いたします 

 平成26年10月5日には、浪江中学校校庭において、浪江町消防団秋季検閲式が開催されました。震災後はじめて屋外で行った検閲式には、115名の消防団員が集合し、分列行進・閲団などを行い、改めて消防意識の士気向上に努めました。

 また、毎週日曜日には各分団による町内パトロールが継続して行われております。パトロールにより、町内の防犯防火に努め、より一層の安心できる町づくりに貢献できるよう、今後も継続してまいります。

 

○全国報徳研究市町村協議会における災害対策応急活動の相互応援に関する協定について、ご報告いたします。 

 本協定は、協定自治体の区域内において災害が発生した場合において、報徳思想に学ぶ協定自治体が相互に応援し災害時における応急措置等を円滑に遂行するため、11月28日に栃木県真岡市で開かれた全国報徳サミットの席上において締結されました。

 協定自治体は、全国報徳研究市町村協議会に加盟する、北海道中川郡豊頃町、福島県相馬市、福島県南相馬市、福島県双葉郡大熊町、福島県双葉郡浪江町、福島県相馬郡飯舘村、茨城県筑西市、茨城県桜川市、栃木県日光市、栃木県真岡市、栃木県那須烏山市、栃木県芳賀郡茂木町、神奈川県小田原市、神奈川県秦野市、静岡県掛川市、静岡県御殿場市、三重県多気郡大台町、以上の17市町村によるものであります。

 

○「イノベーションコースト構想の具体化」について、ご報告いたします。 

 本年6月にイノベーション・コースト構想研究会が報告書をとりまとめました。この構想は政府のいわゆる「骨太の方針」にも位置づけられており、双葉郡をはじめとする浜通りの産業再構築は同構想が土台となると思われます。

 町としては、昨年度策定した「浪江町復興まちづくり計画」で掲げた「双葉郡北部の復興拠点を担う」との考え方のもと、町の地理的要件や放射線量の状況などの潜在能力を踏まえて、地域の中で浪江町の担うことができることはなにかを検討し、イノベーション・コースト構想に掲げられている主要プロジェクトと関連づけて『浜通りの再生に向けた浪江町のあり方~双葉郡北部の復興拠点~』としてまとめたところです。  

 今後はこの対応方針を基に「分野別検討会」や「12市町村の将来像検討会」に、積極的に関与していきます。

 

今日は、ここまで。

 

*昨日の衆議院議員選挙の結果は、自公で3分の2を上回る325議席。野党では、8議席の共産党が倍以上の21議席となりました。これは反自民の受け皿となったのでしょう。また、私がサポーターでもある野党第1党の民主党は、62議席から73議席に上積みはしたものの、政権交代可能な政党とは程遠いと有権者は判断しました。

いずれにしましても残念ながら、被災者そして避難者が置き去りになった選挙だったと思います。与野党問わず原発事故の「風化」と「風評」の「2つの風」を意識し、国政の場で論じてほしいものです。