昨日の続きです。
○次に、イノベーションコースト構想について、ご報告いたします。
イノベーションコースト構想につきましては、その実現に向けたフォローアップ会議が開催されており、10月29日の会議には私も出席し、地産地消型のまちづくり、再生可能エネルギー・新エネルギーの活用によるスマートシティ、農林水産業の再生、防災対策・防災研修拠点、教訓を伝承・発信するアーカイブ拠点など、今後、浪江町が目指す姿について訴えてきたところであります。
こうした、浪江町が目指すまちづくりを、イノベーションコースト構想の中で実現できるよう積極的に働きかけてまいります。
○次に、復興祈念公園について、ご報告いたします。
福島県における復興祈念公園につきましては、現在、基本構想を策定するため、県が有識者会議を開催しており、私も委員として参加しております。先月には、委員による現地視察と地元町民からのご意見をいただいたところであります。
また、町といたしましても、地元の皆さんとの懇談会を通じ、ご意見をいただいたところであり、こうした声を反映できるよう有識者会議などの場を通じて積極的に発信してまいります。
○次に、交流・情報発信拠点施設整備事業について、ご報告いたします。
現在、事業の基本計画の策定に向け、検討委員会での検討が進められているところでございます。11月6日に行われた第3回目の検討委員会では、浪江町内での現地視察を行うと共に、施設の運営体制についての検討を行なったところであります。
また、整備予定地の地権者に対する事業説明会を9月26日に実施いたしました。実施にあたっては、国道114号線拡幅第2工区事業と合同での開催とし、参加者の皆さまからは、早期に事業を推進してほしいという意見がございました。
それらのご意見に応えるためにも、早期整備に向け、国道114号線第2工区の事業主体である県及び、国道6号線の道路管理者である国など関係機関との協議を鋭意進めていくこととしております。
○次に、復興公営住宅整備について、ご報告いたします。
町外の復興公営住宅整備については、徐々に供用開始しており、9月28日には福島市の復興公営住宅飯坂団地の竣工式が実施され、浪江町民対象の復興公営住宅として福島市で初めてとなる飯坂団地の入居が開始されました。今後整備される住宅に関しましては、11月4日より復興公営住宅の第4期募集が開始されております。
町といたしましては10月15日のお知らせ版に浪江町民向けの募集案内チラシを配布し周知するとともに、町民の皆さまに入居に関する情報を正確に理解していただくよう、県と協力して努めてまいります。
また、町民からの要望も多かった、ペットの飼育が可能な住宅を増やすことについて、県に対して要望をしてきたところですが、今回の4期募集において、二本松市の表地区の復興公営住宅が新たにペット飼育可の集合住宅として案内が開始されているところであります。
今日は、ここまで。