昨日の続きです。
○次に、災害関連死について、ご報告いたします。
災害関連死につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、11月27日現在、申出受理件数が460件、うち審査済件数が432件、うち認定件数が377件であります。
○次に、町民交流事業について、ご報告いたします。
県内においては、9月25日に日赤福島支部の支援を受け、石川町の母畑温泉「八幡屋」で交流会を開催し、120名の方が参加されました。
県外においては、10月20日に成田市で、10月31日には、千葉市と東京都で交流会を開催いたしました。
それぞれの交流会では、現在の町の復旧・復興状況を報告した後、参加された町民の方々と懇談してきたところであります。
○次に、応急仮設住宅の入居状況について、ご報告いたします。
11月末日現在、建設戸数2,763戸に対して入居戸数が1,755戸、入居人数は3,187人、入居率は63.5%となっております。
県内の特例借上げ住宅の状況につきましては、会津地方が、70戸166人、中通り地方が1,425戸2,937人、浜通り地方が1,010戸1,802人、合計2,505戸4,905人となっております。
また、11月4日より、住宅再建や復興公営住宅に入居された町民の方を対象とし、桑折駅前仮設住宅のエアコン、カーテン、照明器具等の無償引渡しの申込み受付けを行いましたが、60件の申込みがあり、年内中に引渡しを行う予定であります。
○次に、避難指示区域への立ち入りについて、ご報告いたします。
11月末日現在、浪江町通行証11,188件、浪江町臨時通行証4,006件、公益立入り通行証3,221件を発行しております。
続きまして、教育行政について、ご報告いたします。
○最初に、学校教育関連について、ご報告いたします。
避難先で5回目の開催となる浪江中学校文化祭「秋桜祭」(こすもすさい)が10月24日に浪江中学校体育館で開催されました。生徒の手によるビッグアートが掲げられた体育館では、総合学習や英語弁論、人権発表などのステージ発表や全校生徒による空手道演技、よさこい演舞、さらには日本赤十字社の支援によるコンサートなどが行われました。生徒数が年ごとに減少する中で、生徒達と教職員とが知恵を出して工夫を凝らした内容は豊かで、浪江中学校での学びが充実したものであることを物語る文化祭となりました。
行政報告も明日が最後です。それでは。