博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H27.12月定例会行政報告その6

2015-12-22 18:58:53 | 日記

昨日の続きです。

 

〇次に、観光、産品振興について、ご報告いたします。 

10月3日に福島市で開催された、「陸上自衛隊福島駐屯地創立62周年記念行事」、10月10日に楢葉町で開催された「ふたばワールド2015」、10月17日に東京都で開催された「まるごと福島フェア」、11月3日に岡山県赤磐市で開催された「あかいわ祭り」、11月21・22日に千葉県成田市で開催された「成田市産業まつり」の各イベントに、「大堀相馬焼」や「なみえ焼そば」などの町内出展者とともに参加し、被災地域の現状を伝えるとともに、浪江のふるさと産品の販売およびPRを実施いたしました。

このような、ふるさとを感じることができる機会を創出する産品の振興について、今後とも引き続き力を入れてまいります。

 

〇次に、復興組合の設立について、ご報告いたします。

 除染後の農地を地域で保全していくための復興組合については、前回から新たに、苅宿地区、幾世橋地区、加倉地区で組合が設立され、11月末までに、累計で14行政区9組合が設立されたところです。さらには、本年度中の組合設立のために樋渡・牛渡地区、川添地区においても準備が進められているところです。今後も農地の除染が実施される地区においては、復興組合の設立を支援してまいります。

 

〇次に、浪江産の米販売について、ご報告いたします。 

 本年度、酒田地区において販売を目的として栽培されていた米について、去る10月13日に稲刈りをいたしました。その後、実施した玄米の全量全袋検査において、基準値以内との結果であり、測定下限値未満の198袋を、「東京大学消費生活協同組合」及び「麺の旭屋」などの協力のもと、11月下旬より震災後初めての販売をしております。これにより、今後の営農再開に向け弾みが出てくるものと期待しております。

 

〇次に、浪江町花卉(かき)研究会について、ご報告いたします。 

7月13日に設立された「浪江町花卉研究会」につきましては、これまでに5回の検討会と早稲田大学や仙台白百合大学の学生の参加を得て、就農体験や若者との意見交換会を実施してきました。今後も花卉産地としての「花のまち」の実現を目指し、視察結果や若者の意見を参考に、研究会において検討を重ね、農業経営計画の策定を進めてまいります。

 

〇次に、町外からの汚染牧草搬入について、ご報告いたします。 

 宮城県白石市からの汚染牧草の搬入につきましては、国・県の指導方針に反し、当町に事前の連絡もせずに行政機関が自ら搬入したことについて、11月20日に白石市に対して抗議文を提出いたしました。

今回のような例を黙認すれば、他の自治体からも同様に汚染廃棄物が搬入され、廃棄物の集積場所となり浪江町民の帰還意識の低下につながるため厳重に抗議をしたものであります。

 

 

今日は、ここまで