2014年12月28日(日)
この時間から約10分後。 山の桃色は気付くとスッと抜けている。
美しい景色を求めてあちこち行ったり登ったりしたいのだが、冬の山登りは私にはまだまだ難しいものがある。 また、せっかく雪をまとった美しい峰々に、登ってしまったのでは見られない景色もある。 今年は特に早くからたっぷりと雪の降った連山を、いつ、どこから撮るのがいいのかな、と奔走してみるのも楽しかったりする。
そんな中ふぃふぁさんが日光市板橋の城山の記事をアップしてくださったので、バックスのゲーム前に寄ってみた。 記事では朝日や夕日の時間も良さげ、と書いてあったので、それはとても魅力的なのだけど、うす暗い時間、低いとは言え初めての山に登る度胸もないので、まずは太陽が登った後下見に登ってみる!
車を駐車できる上板橋集落センター(日光市板橋707)へ到着。 ここからすでにこの連山の眺め! すごいなぁ~。 身支度を整えて登山口へ向かう。
城山の概略マップはこの通り。 城山は標高443,3m、登山口からの標高差は150mなのでお手軽に登れるようだが、なかなかきつい!、というのがあちこちに書いてある口コミ情報。w 心してこの階段を登らせていただきます。
階段を登り切ったところで右に曲がるようにして尾根歩き。 ちょうど朝日が射してきて清々しい。 足元の白は霜柱です。
城山、という名前はその名の通りお城や、お城の砦があった山を城山と呼ぶそうで、日本全国に276座もの城山があるのだそうです。 ここには板橋城がありました。 そんなことも上の概略マップに書いてありますので、クリックすると大きくなりますからご覧くださいね。
平坦な尾根歩きが続くといいな、と思っていると上り坂。 先行者さんも根っこの出た上り坂に苦労しているようです。
坂を登り切ると鳥居があり、愛宕山、羽黒山の祠があります。 「あちらですよ。」と先行者さん。 またしばらく平坦だったのですが、最後の登りの階段。 はぁ~、しんど。(*´Д`)=3
そして頂上! 私は写真を撮りながら40分ほど掛けましたが、普通の人は20~30分で登れるようです。 山頂はこのように広々しているので、朝日や夕日を撮るのもゆったりできるかな、とちょっと期待してしまう。
この山頂を通り越してさらに先に進むと畳石、天狗岩なども見られます。
さて。 好天のこの日にここを選んだ理由はこの景色です。
まぁ。 この日はあそこに行けば登らずとも霧氷も見れたそうですけど。。。w 西北に連山。
写真左端に女峰山、右端に高原山。 中央には日光宇都宮道路土沢に続く121号線が見えます。 121号線の左側、平行に進む杉並木が例幣使街道でしょうか。
ちょうど北の方向に高原山。 高原山の右奥に那須連山が見えます。
日光連山をもう少しアップで。 男体山の左奥にちょこっと見えるのが奥白根だそうです。
これはトリミングした画像ですが、女峰山と高原山のちょうど間くらいのずっと奥に見える真っ白な山。 あそこはどこでしょう。。。
南の方向、古賀志山は逆光でシルエットだけですが。
気づくと先行者さんもこの眺めにうっとりしているようでした。 そしてバックスの試合に向けて高速下山。w
右は上板橋集落センター近くの踏切ですが、ここに電車が走って、田んぼがあって、連山が見えて、なんていう景色もなんかそそられますね。w 「ぜひまた来てみたいなぁ~」と思うと同時に、「ご近所の低山も登ってみたい。 うらやましぃ~!」という気持ちになったプチ登山でした。