Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
since 2006

レッスン&もろもろ記(人のけじめについて)

2010-02-05 20:21:00 | ウクレレ、ハワイアンソング&スラックキーギターレッスン
2月3日(水)節分
神奈川婦人会館:Lei Hinahina

2月4日(木)立春
駒場
磯さん&上野さん:Hula Girl
午後3時クラス:東京マラソン祭り用練習

2月5日(金)オフ
昨日、今日は寒かったですね。今日は一日休みだったので、自分デイ。今週はお酒を抜き、食事も少なめにしております。

昨日は2つのニュースが世間をにぎわしていましたが、「人のけじめ」というものを考えさせられました。

うちの会社は、イベントへのパフォーマー、カルチャーなどへの講師派遣を行っています。
以前、ハワイに行っている時に同時期に国内のあるイベントにパフォーマーを派遣して仕事をしてもらった事があります。

そのパフォーマーから僕がハワイに持っていった携帯に電話が入り、本番当日「クライアントと内容の事でトラブってしまって困っているんです。」との内容を伝えてきました。

そこで僕は「ヨシ、それじゃあ全部僕が責任取るから、自分の思ったとおりにやればいいよ!あとの事はまかせといてな。」と元気付けました。

電話を切ったあと、クライアントにすぐ電話して「今回は彼等のレパートリーでやらせてもらいます。何か問題が起こったら、その責任は全部僕が持ちますのでよろしくお願いいたします。」と伝えたら、理解してもらえました。

ちょっとした言葉の行き違いで起こった事かもしれませんし、外側から見れば些細な事かもしれないけれど、当事者同士では大問題になっている場合があるのです。

派遣した側からすれば、派遣した人達を守る事と同時に、クライアントに対しては責任が生じる。

イベントやコンサートを会場を借りて開催する。そこで出演者またはお客さんにたとえばけが人が出たとします。その責任はどこが取るか、となると当然主催者が取らなければいけない。

華々しいイベント、実は様々な事(火事、地震、トラブル、けが人発生など)を想定して、それを回避するにはどうしたらいいか?
それでも何かあった場合の覚悟を決めてやっているのです。

日常、人は何かの「責任」を持って生きています。
僕の場合は、例えば・・家族を守る責任、演奏に対する責任、バンドメンバーに対する責任、生徒さんに音楽を教える事に対する責任、生徒さん達を守る責任、派遣した人達への責任、イベントの仕切りに対する責任、等などが
自分自身の「日本国民として社会に対する責任&国家を守る責任感」につながっています。

このブログに書いた事に対する責任だってそうです。
今日こうして書いた事にちゃんと責任を持つ。

何かその中で落ち度、トラブル、事故があった場合は速やかに責任を取る覚悟をいつも持っていなければいけない。
だからそれだけ、仕事上では仕事をしてもらう人達を信じている訳です。
で、部下の責任はトップの責任。
まして自分が何か事件を起こしてしまったら、当然責任を取るのが、法治国家に生きる人間の責務です。

権力の中枢にいる人間が
何かのけじめをつけずに居座り、
回りもそれを許容し、
マスコミもなぜか必死に擁護する。

こんな事がまかり通ったらこの日本は終わりでしょう。