学校が3カ月も休校になったせいで、再開後のスケジュールがかなりタイトになった。
二日に分けて行われる試験が、昼食持参で一日で行われたりで、こんな集中力も、若さゆえできるんだと思う。
「ママ、試しに私の試験問題解いてみて」と言われて、先日教えたつもりの「故郷」の部分だけやってみたら、いやいや圧倒的に時間が足りない!!
冗談抜きで、100メートルを10秒で走れと言われているような感じだった( ̄ε ̄;)
出題量が半端なくて、その他に別の長文も俳句も漢字も文法もあって「これ本当に50分で全部書くの?」と聞いたら、当然のようにそうだと言われた。
「これプラス、リスニングもあるよ。間違えたら消しゴムで消したり、書く欄を間違えたら全部やり直しで焦るし、消しゴムなんか落としたら手を挙げて先生を呼ぶんだけど、前なんか5分くらい気づいてくれない時もあったし …」
こんなことを、私も昔はやっていたのだろうか?
娘の学校は公立ながら偏差値が相当に高いらしいので、そのせいにしたかったけど、いや~、ここまで錆びついた頭とはしみじみ恐ろしい。
「こんな学校によく、気も狂わず皆勤賞でついていってるね」と感心したら
「全然ついていってないよ。それに全部のクラスに不登校の子いるし」と、ケロッと言われた。
熱いコーヒーを飲みながら、知りたいことをゆっくり読んだり聞いたりじっくり考えたりして、ああ勉強も楽しいなあ。子供の時はなんで嫌いだったんだろう?実にもったいなかった、とたまに思っていたけど、いやいや学校の勉強なんかやっぱり永遠に嫌いだわ。
実際、私の場合は社会に出てからの方がラクだった。
決してラクな環境の中でのスタートじゃなかったし、疲れて帰ってもろくに食べることもできなかったはずなのに、働いた方が性に合ったと思う 。
一方で、もっといっぱい勉強して全然違う人生を歩みたかったなあという願望もあった。
が、今日中学生の答案を見て「それはないな( ̄∇ ̄) 」とタラレバを打ち消した週末であった。