珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

学校事情17

2020-09-20 | 娘と夫の話
学校が3カ月も休校になったせいで、再開後のスケジュールがかなりタイトになった。
二日に分けて行われる試験が、昼食持参で一日で行われたりで、こんな集中力も、若さゆえできるんだと思う。

「ママ、試しに私の試験問題解いてみて」と言われて、先日教えたつもりの「故郷」の部分だけやってみたら、いやいや圧倒的に時間が足りない!!
冗談抜きで、100メートルを10秒で走れと言われているような感じだった( ̄ε ̄;)
出題量が半端なくて、その他に別の長文も俳句も漢字も文法もあって「これ本当に50分で全部書くの?」と聞いたら、当然のようにそうだと言われた。
「これプラス、リスニングもあるよ。間違えたら消しゴムで消したり、書く欄を間違えたら全部やり直しで焦るし、消しゴムなんか落としたら手を挙げて先生を呼ぶんだけど、前なんか5分くらい気づいてくれない時もあったし …」

こんなことを、私も昔はやっていたのだろうか?
娘の学校は公立ながら偏差値が相当に高いらしいので、そのせいにしたかったけど、いや~、ここまで錆びついた頭とはしみじみ恐ろしい。
「こんな学校によく、気も狂わず皆勤賞でついていってるね」と感心したら
「全然ついていってないよ。それに全部のクラスに不登校の子いるし」と、ケロッと言われた。

熱いコーヒーを飲みながら、知りたいことをゆっくり読んだり聞いたりじっくり考えたりして、ああ勉強も楽しいなあ。子供の時はなんで嫌いだったんだろう?実にもったいなかった、とたまに思っていたけど、いやいや学校の勉強なんかやっぱり永遠に嫌いだわ。

実際、私の場合は社会に出てからの方がラクだった。
決してラクな環境の中でのスタートじゃなかったし、疲れて帰ってもろくに食べることもできなかったはずなのに、働いた方が性に合ったと思う 。

一方で、もっといっぱい勉強して全然違う人生を歩みたかったなあという願望もあった。
が、今日中学生の答案を見て「それはないな( ̄∇ ̄) 」とタラレバを打ち消した週末であった。
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故郷

2020-09-11 | 娘と夫の話
娘から「ねえママ、故郷って知ってる?」と訊かれた。
いつものことだけど何の説明も脈略もなく単語を一つ言われるので、推理が必要である。
でも今日は冴えていたみたいで「故郷?魯迅の?」と訊いたら一発で当たった( ̄∇ ̄) 
「今、国語で習っているんだけど何を言ってるのかさっぱりわからない。試験に出るから教えて」
というわけで、私も中3で習ったそれをウン十年ぶりに読んだら面白かった。

「故郷」魯迅・竹内好訳
当たり前だけど、文章がめまいがするほど上手すぎる。
いつも思うけどネットで素人の書き込みばかりを読んでいて、たまにプロの著作を読んだらそのレベルの違いに圧倒されてしまう。
昔はこんな文章をふつうに読んでいたけど、全然ふつうじゃないことをまず解ってほしい。
そして「私」と「ルントウ」の関係やら、豆腐屋のおばちゃんの行動の説明やらをしているうちに、娘の幼さにもめまいを覚えた。

まあ貧富の差とか、遠い昔をふり返るノスタルジーなんてわからなくて当然だよね。私だって中学3年当時は、何もわからずにボケーッと読んでいた。
それを証拠に最後の2行以外は再読するまで全く思い出せなかった。
ただ今回は(これが正解かはわからないけど)意味が解らなかった部分は一箇所もなかった。

いつもいつも本当に理解できるのは、わかったつもりのずっとずっと後である。
これをしみじみ感じた、でも懐かしい良書との出会いだった。
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お弁当話2

2020-08-31 | 娘と夫の話
お弁当に入れるチーズ入りのちくわを、これまでは普通に一口大に輪切りにして、フライパンで炒めた後、中にチーズを入れていた。
が、料理動画を見ていたら、ちくわを縦に二つに切って、窪みにマヨネーズとチーズを乗せてオーブンで焼き、それをくるくる巻いて楊枝で止めているのを見た。
すると一本から、とろけるチーズの入ったボリュームのある「チーチク」が2本できる。
なるほど!!と感心した(*゚▽゚)ノ 

お弁当はまだ机をくっつけてお喋りしながら食べるのは禁止で、授業と同じく前を向いて黙って食べる。
これも卒業まで続くんだろう。
もっともお弁当を開けた時の彩りや、他の子は何を持ってきたなんて関心はどうも昭和的?なものらしくて、「1/3は業者のお弁当食べてるよ」と、娘の体温は低い。

コロナの影響で学校の冷水機が止まっているので、体育のある日とない日で水筒のサイズを変えている。
朝の起こし方が「今日はどっち?」という質問になって、めんどくさそうに答えるのも日課になった。

吠える女とクールな娘の日常である。
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金髪の夏

2020-08-27 | 娘と夫の話
清楚な印象だった家庭教師が金髪になって現れた。
娘には「お母さんに金髪は印象わるかったかな」と言っていたそうだけど、私はそんなの一切問わないよ(笑)
夏だ!!オシャレだ!!若さだ!!思う存分、好きなようにやりはなれ。

そういえば夫も一時期、金髪でピアスだったゾ。(清原みたいなダイヤのピアスが好きだったようだ)
ちなみにピアスは夫と一緒に開けた。
夫と付き合っていた頃、夫の実家で、風呂上りに、義母の前で、遊びにきていた看護師さんに開けてもらった。(結婚前にスゴイくつろぎっぷり( ̄∇ ̄) )

私は全然不良じゃなかったので、反抗期に派手なファッションをするタイプじゃなかったけど、娘にもあまり堅いことは言わないつもりである。
特に最近「教育上よくない」と言われたあれこれが、どれもこれも胡散臭くなってきた。
子供の頃「こんなくだらない番組は教育上よくない」とテレビに注文をつけた親が、結局地デジのニュースやワイドショーを夢中になって見ている。
その方がよほど教育上よろしくないと思うし、黒髪に七三ヘアの偏差値の高い学校を出た人が、ヘンなニュース原稿を読んでヘンなことを語っている。
それを見てると、本当に勉強のしすぎで頭がおかしくなったのかもしれないと思えてくる。

漏れ聞こえる家庭教師の様子は、キレのある家庭教師の説明が9割、「はい」と「はあ」しか言わない娘の声が一割。
頭がおかしくなるほど勉強する心配はないけど、頭がよくなるのかも謎である( ̄▽ ̄;) 
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感覚それぞれ

2020-08-22 | 娘と夫の話
夫が昨日の夕方受けたというPCR検査は、夜の12時までにスマホに連絡が来なければ陰性ということで、とりあえず事なきを得た。
こんなことでピンピンしている人間から仕事を取り上げられて、積み上げた信用を落とされたらたまったもんじゃない。

検査料は撮影所持ちだけど当然安くない金額なので、受けたのは役者とレギュラーのスタッフに限られたそうである。
そう、PCR検査ってタダじゃないんだよね。この利権ってどこでどうなっているのやらである。

ところで夫婦といえ当然コロナの認識は違って、一言でいうと夫は私ほどギャースカは言ってなくて、もの静かに世間に従って合わせている。
コロナも最初の頃は人並み程度には警戒をもっていた。
が、彼らしく、私の言うことも面白がって聞くという感じである。

新婚時代、私が買ってきた風鈴を夫は喜ばなかった。
音に敏感な彼は、カチカチと秒針の鳴る時計や、冷蔵庫のモーター音や、(夫のいうところの)安い電化製品は「再生に余計な音が鳴る」といって嫌った。
ネジ撒きのボンボン時計がある家で育った私と暮らして、その結果「繊細さが退化した」とも言っているけど。

が、今でも私が夜中に暑いなあと扇風機をつけると
「こいつ、また扇風機のスイッチをカチッと入れやがった…」と必ず目を覚ますという。
ブオーーン!!
「まさかの『強』か?!いやさすがに一個弱めた。まあこの音ならいいか。冷蔵庫よりは不快感はない……」

私が、コロナ禍でマスクしろとか自粛しろって言われるのは、アナタでいう枕元に毎晩「カチカチいう時計を置いて眠れ」っていうものなんだよね。
そんなことずっとされたら発狂するでしょ?
私はここ数ヵ月、発狂しそうな中で生きている。
電車の中で皆がマスクしている中、私だけマスクしなくても、私はそんなことは気にならない。むしろ心に羽が生えたような気分になる。
気になるのは体裁じゃなくて「この混み具合で黙っていれば他人に影響するかしないか」という物理的な事情だけ。
そんなのは私の中では反骨心でも過激でも何でもなくて、当たり前のことでむしろやすらぎなんだよね。

と言ったら、夫は笑って頷いた。
感覚の矛先は違うけど、感覚は解ってくれるので助かる人である。
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娘との会話21

2020-06-30 | 娘と夫の話
朝、娘のお弁当箱に、ごはんもおかずも詰めて、さあ蓋をしようと思ったら、二段弁当箱の「おかず入れの中蓋」がない。
深呼吸をして努めて冷静にさがしたが、ない。どこにもない。
焦って「またやってしまったのか」と蒼ざめた。

ずっと読んで下さっている方なら知っていると思うけど、これは二回目である。(以前に間違って捨ててしまった)

しょうがないから、おかずだけ別のタッパーに詰めて持たせた。
お気に入りのお弁当箱だったので、Sをやめた比じゃないショックを受けていたら、帰宅した娘から
「ごはんを食べたら底から蓋が出てきた」と言われた( ̄▽ ̄;)

今中学では、ランチタイムに机をくっつけてお喋りしながら食べるのは禁止だそうである。
なので「声を出さないで笑うのに必死だった」と言われた。

徐々に日常が戻りつつある…
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学校事情15

2020-06-14 | 娘と夫の話
明日からやっと娘のお弁当作りが復活する。
長かった…この2週間、なんで半日授業だったのかもさっぱり不明瞭のまま、ともかくお昼を挟んでの学校生活は復活する。
不明瞭といえば、今日渡された「カウンセラーだより」というプリントもそうだった。

ざっと目を通したら
1.子ども立ちが抱えているストレスってなんだろう?
①コロナ関連の情報から感じる不安や恐怖
②学校が再開になったけれど、今までの学校生活とはルールが違う
(友達と思い切り遊べない等)
③お母さんが不安定、イライラして怒ることが増えた…その他諸々

2.子どもストレス時の反応にはどんなものがあるの?と、頭が痛い、お腹が痛い、めまい、吐き気と続く…
プリントの裏を返したら
【対応のポイント】
ステップ1~ステップ4まであった。
どっかの知事のマニュアルを思い出して読むのを止めた。

学校が止まったストレスならわかるけど、再開したストレスなんて知らんわ。
これが当たり前の日常なのである。
ストレスは終わったのだ。

休校なんていう異常性こそ頭痛や吐き気やめまいであって、元に戻ったらウキウキなのである。

娘はおそらくそれを、「③のイライラしていた母」から知ったはずと思う。
希望者にはチェックマークをして提出するそのプリントを「捨てていいから」と渡して去っていった。

今までが異常で、これが普通。
まずもってこれを理解すべしと思う。
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宿題

2020-05-22 | 娘と夫の話
自宅待機中の娘は宿題がいろいろあるようで、その中には洗濯や掃除のレポートがある。

「家の中の掃除はつまらないからママの仕事をやりたい」というので、いちばん大きな物件に連れて行った。
雑巾を絞られせたり草むしりをさせたら案外楽しそうだった。
カマを渡したら生まれて初めて見たらしく、「これ何?ナタ?クワ?」ときかれた( ̄▽ ̄;)
彼女にとっては、カマもクワもナタも架空の産物なんだと知る。
改めてしょうもない都会のモヤシっ子なのである。

3時間ほど働かせて「どう?ママはこういうの毎日一人でやってるけど?」と訊いたら
「年齢のわりに恐ろしい体力」と返ってきた。
ということで、体力的な威厳はまだありそうだと思う。

最後にモップやバケツを持たせてスマホで写真を撮った。
掃除に関しては、お陰で友達よりクオリティの高いレポートが作れると嬉しそうだった。
こんな仕事が思わぬ形で評価される日がくるとは、と笑ってしまった一件であった。
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娘との会話20

2020-05-16 | 娘と夫の話
娘から「ねえ、私のいいところって何だと思う?親からの目線じゃなくて、優しいとかじゃなくて、普段接してる友達の目線で、こういう行動のこういうところがいいと思ったと具体的に言って」
とややこしいことを言われたので何かと思ったら、「自分のいいところ」を書く作文があるらしかった。
受験の面接のための練習のようである。

友達として見た行動を通した目線?うーん、難しいなあと思いつつ
「ならあれじゃない?人が喜ぶの見るのが好きなことじゃない。2リットルもある重い水筒を持って行って、友達のお茶が足りなくなったら分けてあげられるのが嬉しいと言ってたじゃん」
「うん!!大好き」
「消しゴム忘れた子のために貸すのも好きじゃない」
「うん、そのためにいつも二つ持ってる」
お正月に雑煮の写真を撮る宿題で、忘れた子のために写真をあげたいからもう一つ作ってと頼まれたこともあった。
慌ててお椀の色も具材も変えて作ったら、本当に嬉しそうだった。
こういう時は、私もかけねなく嬉しい。

何が正しいか間違っているが解らない時、私は娘のくったくのない笑顔を見るように、自分の心を見る。
心が軽かったらその方向に行って、鉛のような重たさがあったらそこを離れる。

これはブログを書く時、いつも問いかけていることである。
これがなくなったらいつでも止めるからね。
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夫との会話2

2020-05-04 | 娘と夫の話
夫と、「私が死ぬ時のことについてズバズバ話した。
こういうことをケロッと言うのは、私と長い付き合いの夫は了承済みである。

これは私があくまで私自身が自分をいうことなんだけど、
言いたいことを言って、書きたいことを書いて、好きなものを食べて、ゲラゲラ笑っている
私にとって、これが私の「生きている定義」と思う。
これができなくなったら私は生きている意味がないし、生きているにはカウントしないんだよね。

ただ横たわって手とか握られて「オマエは息してるだけでいい」なんて言われたら滅茶苦茶キショイわ
むしろ迷惑。
だから自分で息ができるうちに言っとく。
「人工呼吸器は絶対につけないで」

心優しい家族は、私が口をきけなくなったら血迷って何しでかすかわからない。
くれぐれも私の意思をコントロールするなよ。
私をしおらしくベッドに縛り付けたら、死んでから相当タチのわるいゴーストになって仕返しするわ( ̄∇ ̄)
そういうものにビビリな奴の前で暴れたるで~( ̄∇ ̄)

これはあくまで海個人の感覚ですよ。
他人に押し付けようとは思わないよ。

これさえ整えればいいみたいに言われる人工呼吸器って万能の神様じゃない。
一度喉を切開して一たびそれを享受したら、後にピンピンになって復活して治るわけじゃない。
残酷なことを言うようだけど、だいたいがそれなしでは生きられなくなる。

「延命治療」と「生きること」を私は考える。
生きてるって、ただ息をしていることだろうか。
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こんな人もいる4

2020-04-29 | 娘と夫の話
いわゆる芸能人相手と仕事をしていながら(それも長年これ一本で)、同時に芸能関係に極端に疎いという、解析不能な男と暮らしている説明をどうしたらいいか悩む。

簡単に説明すると、例えば夫に「雨上がり決死隊の宮迫さん」と言ってもまず通じない。
吉本興業で何かあったらしいとか、私がユーチューバーになった彼を応援しているのは知っているけど、
「それって誰?顔見ても多分知らん」と、未だにその段階である。

最近、亡くなられた女優さんもおそらく仕事をしているのに
「突然言われてもワカラン」という反応だった。

私はその女優さんの大ファンで、当人だけでなくて、その方のご主人も娘さんもファンである。
実は名前は伏せているけど珈琲で二回記事にしていて、コメントでも一度名前を出していたことに気づいている読者はどのくらいいらっしゃるだろうか。

ちなみに夫は、当人の記憶は定かではないけど、その旦那様と娘さんとは確実に仕事をしている。
(録画してある)
が、夫はその家族構成も知らない(笑)

まあいいや。
悲しいことは書かない。
ご冥福をお祈りいたします。
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コロナ我が家事情2

2020-04-23 | 娘と夫の話
「今回の騒動で地球の空気が格段にキレイになったよ。
車が走らないだけで全然違う。
人間の活動が、いかに植物にも動物にも昆虫にも自然にも悪影響を及ぼしてるかってことだな」
と夫。

「夏休みが多分なくなるって」と娘。

多くは語らず、マイペースな二人である。
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娘との会話19

2020-04-15 | 娘と夫の話
自粛中の娘の宿題の一つが、何かニュースを一つ選んでそれについてレポートを書くことだそうである。
ただし、コロナ関連と芸能とスポーツはダメ。
コロナ以外のニュース?とPCを開いたら、ヤフーニュースの見出しにはコロナ、コロナ、コロナ、コロナ……これ以外なんて一つもないぞ( ̄▽ ̄;)

「結局何にしたの?」と聞いたら、山口県下関市ので殺人事件だと言った。
「殺人事件ってそんな物騒な。どっかの動物園で可愛らしいサルの赤ちゃんが生まれたとかないの?」
「ううん、ナガノさんていう66歳の女性が自宅で遺体で発見されて、そこの40歳の息子の話にした。
警察が最初に息子に事情を聞いて、私は息子が犯人じゃなかったら疑われて可哀そうと書いたんだけど、今日見たら犯人だったみたいで速攻でそこは消した。
家族を殺すなんてサイテーと書き直した」
「いや、殺人とか傷害事件って身内が圧倒的に多いんだよ。愛憎はコインの裏表。これ覚えておいて損はないわ」

それから家庭科の宿題が、料理を作って写真を撮ることなので味噌汁を作ってもらう。

運動不足にならないようにストレッチをするとか、リコーダーを吹くという課題もあるらしくて、時々ドッタンバッタン、ピーヒャラピーヒャラという音も聞こえてくる。

それからなぜか「全身が写るミラー付きの洋服ダンス」が欲しいとねだられた。
増えてきたカバンや洋服をもっと整理したい。これとこれを処分させてすっきりさせたいからと、私のくすぐり所を押さえて猛アピールしてきた。
節約したい時期だけど、ずっと家にいるとこんなことで気分も明るくなるんだろうなと私の財布から買ってあげることにした。

案の定俄然明るくなって、明るいついでに「修学旅行もこのままいくとなくなるんじゃない?」(6月上旬予定)と、あっけらかんと言っている。
「修学旅行なくなったら悲しいでしょ?」
「別にいいよ、めんどくさいし。中止ならお金も戻ってくるからいいんじゃない?」
とドライなもんである。

一方で、タンスを置くスペースのために処分するぬいぐるみや人形は、可哀そうだとドライには捨てられず、一つ一つに手を合わせながら話しかけている。

引きこもり生活百景。

私は仕事は変わらずだけど、せめてしょうもない妄想でもしている。
メンタリストDaiGoさんとワインを飲んで、宮迫さんとハイボールを飲んで、はぐれ哲学者さんとコロナビールを飲む妄想とかね( ̄∇ ̄)
いやいやこれで免疫力も上がるかもしれん( ̄∇ ̄)
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学校事情12

2020-04-03 | 娘と夫の話
東京都の新学期が延期され、近郊のここはどうなるんだろう?と不安である。
大人のビジネスの「自粛はいいけど補償はどうするの?」と同じで、その分の学力不足はどうやって補償するの?と思う。

突然決まった休暇に宿題がたくさん出るはずもなく、娘が躍起になっているのは私の知る限り美術の「切り絵」だけである。
新学期初日の提出だと言っていた。
学校で口頭でやり方をレクチャーされただけで、白と黒の紙を睨んで「どうすればいいの?」と困惑していたが、夜中に必死で格闘しているようだった。
そして友達が作った清水寺の素晴らしい出来栄えをスマホで見ながら「ショックでメンタルがやられた」と言っていた。

娘も同じ清水寺を作っている。
「清水寺は、蘭と新一がチューした場所だから人気があるんでしょ?」と言ったら
「あれは蘭から新一にホッペにしたから私はチューと認めてない。新一から蘭に唇にしたらそれはチューと認める」と言われた。

きっと切り絵やら自粛やら受験やら、メンタルをくじかれるその先にそんなチューのようなときめく未来が待ってるゾ( ̄∇ ̄)

私だってこんな時こそ、未来に希望は持とうと思っている。


小学館「名探偵コナン」より画像引用
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ゲームサイト

2020-03-23 | 娘と夫の話
夫がゲーム大好き人間だったので、若い時デートはゲームセンターによく行った。
結婚してからも、当時いちばん画面がキレイだった何十万もするSONYの大画面モニターを買って、おそらくその時代に市場に出回っていた人気ゲームのハードとソフトの大半を揃えたと思う。

コントローラーとかジョイスティックとか攻略本とかに埋もれながら学んだことは、好きなことならこのくらい徹底的に、豪快に、ということだろうか( ̄∇ ̄)
ある意味私はショボイ中途半端な奴より、どうせやるならバリ活というかマニアが好きだったりするんだよね。

夫はゲームをやりたい一心でパソコンを買ったのも早かった。
ブラウン管のそれが来たのは、まだ殆どの家庭にそんなに普及していない時だったと思う。

だけど彼の場合はあくまでゲームが好きなだけのようで、「ネット民」にはずっと無縁でいた。
携帯電話を持ったのもスマホを持ったのも、世間のそれよりずっと遅かった。

そんな夫が最近、あるゲームのサイトを見てようやく
「ネットって確かに独特だね。煽りが相当酷い」
と感心しながら言った。

そう。
私はもう面倒くさくて一から説明する気もないけどね。
でも基本はシンプル。
ネットは誰でも、何を言っても、決めつけても煽ってもいい自由がとことんある。
でも、それを真に受けるか否かの責任も自分次第。
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