M先生
2018-02-28 | 日記
子育てをしていて、いちばん悩むのが「説教」である。
躾はしっかりしなくてはと思う反面、子どもなんてものは一回教えて身につけてくれるものじゃない。(そういう優秀な子もいるかもしれないけど、うちは全然違う)
そうなると躾ではなくて、くどくどと「説教」をしなくちゃいけなくなる。
困ったことに私はこれが大嫌い。
子どもの時、母親が口うるさくて説教が長いタイプだったので、自分は絶対大人になったら説教はやめようと誓ったのである。
言っても絶対「一言」で終わらせてみせる!!
そしてその誓いをしっかり果たしている。
おそらくとんでもないダメ親なんだと思うけど、子どもの時からの誓いなんだからしょうがない(笑)
小四の時好きだった先生がある時言った。
「こうやって偉そうに説教しなきゃいけない時って、皆は嫌かもしれないけど、先生だってものすごく嫌な気分なんだよ」
へえ、そうなんだ。
「先生も嫌な気分になる」
私は、その本気の嫌そうな顔と口調を今でも覚えている。
世の中には、説教とか説法とか講釈とか演説が、心底大好きとしか思えない人がいる。
見ていると本気で楽しそうである。
支配したいのか洗脳したいのか?と思えてくる。
M先生は、当時教師まだ2年目で、長髪で一見不良みたいな雰囲気だったけど、私は今でもいちばん好きな先生だったと思う。
嫁はんが、子供たちにくどくどといつも説教しています。
確かに、言ってることはごもっともな事だけど、子供たちは明らかに聞く耳を持っていない。
その事を嫁はんに伝えると、「あなたは子供たちに甘い。それは、子供たちのためにならない。」といつも言われます。
自分は、この事に関しては楽観主義なので、子供たちもそのうち自分で気がついて直っていくものと考えています。
人を傷つける行為や、バカにする事に関しては、子供たちが納得するまで悪いと教え、叱りますが、それ以外の事については自由にさせています。
あまりガミガミ、くどくど言うのも、逆効果だと自分は思っています。
うちは両親ともガミガミ言わないのでまずいです(笑)
わかっています。
デメリットもあるんだけど、覚悟してやっています。
そうそう「言ったところで無駄」というのが強いんですよ。
「自分で気づく」までダメだな。
自分の性格をわかっているので、これを待っています。