私は、月平均10冊の本を読みますが、私がハマっている「読書メーター(読書系ウェブサービス)」には、月平均30冊もの本を読む強者も大勢います。私が感じていることは「ある人は月に30冊もの本を読み、またある人は本を全く読まない」という、ある意味、格差が拡大しているのではないかということです。
たくさんの本を読む人は、多くの本を図書館から借りているようですが、話題の本は順番待で、長い場合は1年間も待たされることがあるようです。今では、ほとんどの本がアマゾンから購入することができますし、kindleなどで読むこともできますが、たくさんの本を読む人にとっては、図書館の存在はもちろん、実際に本を手に取って確かめられる書店の存在はとても重要なものだと思います。
私が本を購入するのは主に、東武野田線に乗って二駅目、野田線と「つくばエクスプレス」が交差する「流山おおたかの森」の「おおたかの森S・C」にある「紀伊國屋書店(東葛地区最大の大型書店らしい)」です。その名に恥じない素晴らしい書店が、通勤経路にあることは、本当に恵まれていると思います。
一方で、以前は、最寄駅の駅前と商店街に書店があり、個人の書店があったのですが、次々となくなってしまいました。専門学校に通っていた時は、渋谷にも大きな書店がいくつかあったのですが、三省堂が閉店、大盛堂、旭屋書店、ブックファーストが閉店し「紀伊國屋書店」だけになってしまったそうです。
東京駅は、八重洲ブックセンターとオアゾに入っている丸善本店が、新宿は、紀伊国屋書店2店舗が頑張ってくれていますが、都心でもそのような状況ですから、地方ではやむえ終えない状況なのかもしれませんね。
“書店ゼロ市町村”が全国に332も! 理由はオリジナリティの喪失?