デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

自分の時間を取り戻そう

2018-07-15 19:31:27 | ビジネス
 3ヵ月半後に定年を迎える私は『日本流イノベーション』『未来の年表』『クラウドからAIへ』など、
自分を取り巻く環境はどのように変わるのか?その変化に対応するためにはどのような選択肢があるのか?
という問いに対するヒントが与えてくれそうな本を中心に読んでいるのですが、この『自分の時間を取り
戻そう』は、その目的に最も適合した本でした。

 自分の仕事の生産性を極限まで上げること〔投入した希少資源(主に時間)に対し、得られた成果の
比率を上げること〕によって、残りの人生を「有意義だった」と思えるものに仕上げたいと思います。

 最初は、ちょっとキツイ!と思った、ちきりんさんの言葉が、最後は、読者の、そして社会の未来に
向けた優しいまなざしから発信されたものなのだと感じるようになりました。この本は、『自分の
アタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』に続くシリーズの3作目とのことなので、
前作も手に入れたいと思います。

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マーケット感覚を身につけよう

2018-07-15 19:24:10 | ビジネス
 隣人との物々交換の時代から、ネットワークで繋がった他者と情報を交換する
時代になったことによって、企業の場合は、できることを期待している人に
届けるために、個人の場合は、自分がやりたいこと、できることを求めている人を
見つけるために、従来のマーケティングではなく、ちきりんさんが定義するところの
「マーケット感覚」を身につける必要がある。

 マーケット(市場)が求めているものを無理やり捻出するのではなく、自社、
自分が生み出せるもの、既に持っているものを、先ず求めている他社、他者を発見し、
次に届ける仕組みを作るために。

 これからは、《身につけたスキルが「誰にとってどんな価値があるのか、
見極める能力」》を身に付けられるようにしたいと思いました。

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未来の働き方を考えよう

2018-07-15 19:16:06 | ビジネス
 私にとって4冊目に当たる、ちきりんさんの著作。
 読み終わった後、何の苦労もなく、感想・レビューが書けるものと、
中々うまくまとまらないものがありますが、この本は後者。きっと
様々な提案が込められていて、それが今の、ちきりんさんの生き方に
収斂しているからでしょう。

 人の寿命が伸び、必然的に働かなければならない期間が長くなる人が
多くなるわけですが、社会は激しく移り変わり、個人の体力、心も
変化するわけですから、いままでの働き方が、ずっと通じないわけで、
現実をしっかり見つめて冷静に対処しなければならないということです。

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自分のアタマで考えよう

2018-07-15 19:09:03 | ビジネス
著者 : ちきりん
ダイヤモンド社
発売日 : 2011-10-28
 ちきりんさんは、月に百万以上のページビュー、日に2万以上のユニークユーザーを持つブロガー。
社会人になったころ、上司に「考えが浅い!もっとよく考えろ!」と何度も叱られたことがあり
「なにをどう考えればいいのよ!?」と心の底で叫んでいたそうです。

 この本は、あのころの自分に役立つような、わかりやすく、読んでいても楽しい「考えるための
方法論をまとめた本」にしたい。と考えたそうです。
 「答えとしての知識」を受け入れてしまうようような人は「考える」ことが「知る」こととは
違うのだというところからはじめる必要があるとのこと。

 私もブロガーの端くれ(崖っぷち)として、ちきりんさんスゲーって思いますけど、
元々お持ちだった才能に加えて証券会社勤務、米国の大学院へ留学、外資系企業に勤務などを
経る過程で培われた視点なのでしょうね。

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僕がグーグルで成長できた理由

2018-07-15 18:59:01 | ビジネス
 ドキュメンタリーでも小説でもRPGゲームでも、私が最も面白いと思うのは成長譚です。
 この本は、徳生さんというヒーローが成長する軌跡を描いた物語…。
 上阪さんというライターによって、かなりブーストされているところや、あっさり
切り取られてしまったところもあるかもしれませんが、まるで良く出来た小説のように
ダイナミックな展開を楽しむことができます。

 主人公の徳生さんは、手練れによる似顔絵を見て、良い意味で「盲点の窓」を開け放ち、
今まで知らなかった魅力的な自分を発見することができたのではないかと思います。

 徳生さんの進学、就職、転職、そしてグーグルにおける成長物語は、とても具体的な
話しですし、普通の人とはかなりかけ離れているレベルなので、自分の指南書としては
役に立たないのではないか?という思うかもしれませんが、それは杞憂です。

 この物語りは、ある意味ビジネス書とも言えるし、自己啓発書とも言える側面もあるので、
それぞれの読者の礎になってくれる堅牢さと、具体的な行動や習慣に落とし込める智恵を
兼ね備えています。

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