デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密

2017-08-06 17:24:50 | ビジネス

 1954年のアメリカ。当時52歳だったレイ・クロック氏は、
シェイクミキサーのセールスマンとして、中西部を回っていた。
「売れないシェイクのためにマルチミキサーは買えない」と
渋る経営者に「直ぐに出せれば売れる」と迫るが聞いてもらえない。

 ある日、事務所に電話をかけると「ドライブインレストランから
8台ものオーダーが入っている」と告げられる。地図を辿って、
どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が
経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。

 長い列に並ぶと、並んでいた夫人から「それほど待たない」と
告げられる。早速購入してみるが、紙袋に入れらたハンバーガーには、
ナイフもフォークもない。店員に聞くと「包から直接食べるんですよ、
あなたの車の中か、家に帰ってね」と、当たり前のように言われる。

 兄弟は、この方法だと「ウェイトレスも要らないし、皿も割れない」
という。レイ氏は、この合理的な流れ作業や、コスト削減・高品質という
革命的なコンセプトに勝機を見出し、大なフランチャイズビジネスを
思いつくのであった――。

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