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ファーストリテイリングとアスタリスクの続報

2021-07-05 17:48:02 | 知的財産の話題
ファーストリテイリングとアスタリスクの続報が見つかった。アスタリスク側のインタビュー記事です。

https://bunshun.jp/articles/-/46125

これが本当なら、ファーストリテイリングの知財はバカだし、使えない人々だと思われます。アパレルメーカーなのでクビが繋がっている訳で、装置メーカーの知財だと失敗続きで即刻クビでしょうね。

機械装置や生産方法の知財では、常に100%安全を確保することは、技術的にも工数的にも不可能です。このため、主な所は抑えつつ、周辺技術に関しては、意図的にスルーしないと自分の首が回らなくなります。
このため、新規領域への参入や周辺技術に関しては、見落としが一定確率で生じます。そして抵触を見逃していた時には、如何に低コストで低リスクで解決するかが知財担当者に要求されます。そして結果として解決策は和解戦略が中心になるのです。

そう言う装置や生産に関する知財戦略の常識から考えると、ファーストリテイリングのやっていることは滅茶苦茶です。

上記のインタビュー記事を信じると、発案はファーストリテイリングとアスタリスクのどちらか分からない感じです。しかし、アスタリスクは特許を出願して登録となっておりますが、ファーストリテイリングは何も行動を起こしていないわけです。登録となった時点で真摯に受け止めるべきで、ゼロ円契約なんて、口が裂けても言えないでしょう。完全に喧嘩を売っています。

弁理士や弁護士の値踏みは我々でも日常的に行います。交渉過程での戦略立案にも値踏み結果を使うことがあります。この人物ならどうするかと言った感覚です。
しかし、値踏み結果を相手に伝えるなんて稚拙なことは絶対しません。百害あって一利なし。高圧的に出て何か良いことがあるのでしょうか? ファーストリテイリングの知財は交渉をしたことがないズブの素人集団なのか? 多分、会社組織の体制として出入り業者に高圧的に出る社風がしみ込んでいるのでしょうね。 残念な会社のようです。


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