☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『引き裂かれたカーテン』(1966)

2013年07月01日 | 西洋/中東/アジア/他(クラシック)
『引き裂かれたカーテン』(1966)

アルフレッド・ヒッチコック監督、ポール・ニューマンさん、ジュリー・アンドリュースさん出演。



【STORY】
冷戦時代の東ドイツが舞台。アメリカの科学者が、ロシアの博士の頭の中にある数式を盗みに行くというスリラー映画。

【感想レビュー】
スリリングで面白かったです!

ジュリー・アンドリュースさんが出ているのは知らないで観始めたので、冒頭のクレジットで、とっても興奮しました

小さい頃に母に勧めらた『サウンド・オブ・ミュージック』を、何度も何度も呆れられるほど繰り返し観た私には、ジュリー・アンドリュースさんは、もはや“マリア”なのです

初めは、“マリア”でない彼女に違和感と淋しさを感じながら観ていましたが…、ストーリーが面白過ぎて、次第に引き込まれてしまいました!


西島さんが以前ラジオで、『小さい時の夢は何だったのですか?』と聞かれた折に上げたのが、この映画です。

アメリカのスパイの科学者とロシアの博士が、黒板に数式を書いて、「いや、違う」と言い、消しては書いて…と、数式で会話をするシーンがあるのですが、そこに痺れたそうで…。

(小さい頃の夢は)『博士』とお答えになりました

そしてこのシーン、本当にロマンがありました

亡命を熱望して、アメリカでの保証人を懇願するポーランド人のマダムの唐突な登場も面白かったし、ラストのラストまで、スリリングでとっても楽しかったです