☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『愛怨峡』(1937)

2013年07月07日 | 邦画(クラシック)
『愛怨峡』(1937)

溝口健二監督、山路ふみ子さん、河津清三郎さん、清水将夫さん、三桝豊さん、明春江さん出演。



【STORY】
信州の旅館の女中・おふみ(山路ふみ子)は、旅館の跡取りである謙吉(清水将夫)と恋仲になり、駆け落ちして東京に向かうが、お坊っちゃん育ちの謙吉は働きもせず、身重のおふみを残して父親に連れ戻されてしまう。

おふみは流しのアコーディオン弾きである芳太郎(河津清三郎)に出会う。
やがて共に漫才師となり子どもを連れて旅芸人の一座で働くことに…。

【感想レビュー】@theater
『西鶴一代女』と2本立ての2本目に観ました。

1937年の作品という事で、やはり映像と音の入り方に聴き取りにくさは感じましたが…。

西鶴一代女とはまた違う趣きの強い女性に、再び目が釘付けになりました!

作品の時代背景が違うので、当たり前ですけれども…。
女性の強さ、逞しさが表出しているのが印象的でした

そして思ったのが…モノクロだと、彫りが深くて整っているお顔立ちの役者さんは、本当に、本当に、美しく映るのですね!!

河津清三郎さんがもう素敵過ぎました

そういえば…。
西島さん主演の『ラストシーン』で、妻との出逢いのシーンが少し色味を抑えた映像でしたけど、西島さんも若村さんもお顔が映えてました

山路ふみ子さんさん演じるおふみがどんどん逞しくなっていく様子も、観ていてスカッとしました


そして、不安に思っていたモノクロ…しかも2本立て…。

が嘘のように、映画館を出る足どりは軽く♪

また来ようっ♪(*^^)o‼

と誓うほどでした

…と思いつつも、なかなかスケジュール合わず、結局は後一度しか行けなかったのですが…

『銀のエンゼル』(2004)

2013年07月07日 | 西島秀俊さん☆映画
『銀のエンゼル』(2004)

鈴井貴之監督、小日向文世さん、浅田美代子さん、西島秀俊さん、大泉洋さん出演。



【STORY】
北海道の小さな町はずれにある国道に面した一軒のコンビニエンスストアが舞台。
店のオーナー家族や、そこに集まる様々な人々が繰り広げるドラマ。

【感想レビュー】
ほのぼの系かな~とリラックスして観始めたら、あれよあれよと色んな事が起きてきて、度肝を抜くラストもあり…(!!!)のシュールでとっても面白かった作品です


西島さん演じる佐藤が、せっせと木を切るシーン。
一人で暮らす女性の為に、道を整備している…という意味のあるシーンなのですが、このひたすら切っていく感じが何ともシュールでした

小日向さん演じる店主のオロオロ具合…。
大泉洋さん演じる六ッ木に、俺を殴ってくれと言われて、殴った時の西島さんの身のこなしが俊敏だったこと…

嶋田久作さん演じる白下巡査の存在感…

もう印象的なシーンが沢山あります


改めて今観ると、そもそも小日向さんはこういうキャラクターを演じている印象だったなぁ…と懐かしんでしまいます

小日向さんと西島さんの共演と言えば、ダブルフェイスが記憶に新しいですけども。

もうダブルフェイスやアウトレイジの小日向さん…、本当に怖かったですから(!!!)。

さらにさらに、西島さんは短髪で、ダブルフェイスの森屋さんと髪の長さは同じ位かな?なのに、全然違う人を演じていて、そういう面白さもあります♪


それにしても、西島さんはずっとローソンに出続けているんですね


今日も濃厚ミルクワッフルコーン、頂きたいと思います