☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『帰郷』(2004)

2013年11月02日 | 西島秀俊さん☆映画
『帰郷』(2004)

萩生田宏治監督、西島秀俊(晴男)、片岡礼子さん(深雪)、守山玲愛さん(チハル)出演。

【STORY】
心温まるロードムービー。我が子かもしれない少女とささやかな冒険を繰り広げる青年の心のうつろいを繊細に捉えていく。(Movie Walkerより)

【感想レビュー】
『蟹工船』の浅川監督に引き続き、晴男くんに会いたくなって、また観ました

北野監督の『菊次郎の夏』を彷彿とさせる劇中音楽や海岸沿い、そしてお祭りのくだり
またガダルカナル・タカさんがちょっと出演されているので尚さらそう思ってしまうのですが

沢山、沢山好きなシーンがあります!

冒頭の帰省する列車のところ。あの憮然とした口元…

海岸沿いを肩車して、歌うシーン
『オ パキャマラド パキャマラド
パオパオパンパンパン
オ パキャマラド パキャマラド
パオパオパ
ドと レと ミと ファと ソと…』

名シーンですね


吉行和子さんの無邪気なお母さんな感じも素敵です


晴男くん、確かに…憎たらしいほど内面が変わらない男性という感じで、久しぶりに会った何やらワケありな仲の同級生に振り回され、彼女の7歳になる娘のチハルにも振り回され…、純粋そのものなのです

帰郷という作品に、そして晴男くんに癒されます






『太陽の墓場』(1960)

2013年11月02日 | 邦画(クラシック)
『太陽の墓場』(1960)

大島渚監督、炎加世子さん(花子)、伴淳三郎さん(寄せ松)、渡辺文雄さん(寄せ平)、藤原釜足さん(バタ助)、北林谷栄(ちか)、小沢栄太郎さん(動乱屋)、小池朝雄さん(色目鏡)、羅生門綱五郎(大男)、浜村純さん(村田吾郎)出演。


【STORY】
 大島渚が助監督の石堂淑朗とオリジナル脚本を書き、前作「青春残酷物語」からわずか2ヶ月で制作した、大阪のドヤ街で生きる人間たちを描いたドラマ。大阪でのロケーションが効果を上げている。(Y!映画より)

【感想レビュー】
とにかく画面がゴチャゴチャしていて、人間関係もゴチャゴチャしていて、みんな、生きる為に生きている…そういうエネルギーがありました。

倫理とか道徳とか、そんな事を考えるようなバックグラウンドも無く、そんな余裕も無く、今を必死に生きていく、そんな感じ…

花子さんの黒い悪魔のようなアイラインが怖かった…(キュートだけど…)。

川津祐介さんが『青春残酷物語』に続いて出ていらっしゃいましたが、こちらでは真っ赤なトップスの衣装が際立っていて…そして哀し過ぎました…。

所々、工事現場や工場、繁華街と新しい建築物がこの作品にも映るのですが、何か新しい時代に向かっていくエネルギーと、戦後の爪痕からなかなか抜け出す事が出来ないドヤ街に集う人々とその生活…の対比が胸に迫ります。

ラストの展開は、予想も出来ないし、凄過ぎました‼



『青春残酷物語』(1960)

2013年11月02日 | 邦画(クラシック)
『青春残酷物語』(1960)

大島渚監督、桑野みゆき(新庄真琴)、川津祐介(藤井清)、久我美子(新庄由紀)出演。


【STORY】
欲望につき動かされるままにいきいきと行動しながらも、残酷な終末へジリジリと追いつめられていく青年と少女の姿が印象的な一編である(ぴあ映画生活より)
この映画から、“松竹ヌーヴェルヴァーグ”という言葉が生まれた。

【感想レビュー】
これが…1960年の作品っ⁈⁇⁈

衝撃です…。

日米安保に反対する市民運動の高まり。
撮影は、本当のデモ隊の群れに少数の俳優達で構成されたデモ隊が入って撮ったとの事。
現実を映画に入れちゃう大島監督…!
生きたエネルギーが画面から力強く伝わってきました。

DVD特典で大島監督は、青春とは怒りである、と仰っていますが、痛いほど映画から伝わってきました。。

始めは、社会や大人達に反抗し、それが上手く行って爽快感を味わうけども、いつの間にか何かが変化していく…その様は、いつの時代のどの世代にもきっと共通する何かで、青春の勢いと、ほろ苦さを思い出さずにはいられません。。


川津祐介さん、格好良過ぎました
もう今はおじいちゃんですね…うーん
お目目、茶色かったな…

桑野さんのワンピース姿が可愛くて可愛くて

撮影場所である新宿や渋谷の街の、当時の様子を画面を通して知る事が出来るし、そこも楽しかったです。

1960年という時代が、実は性に対して解放的な側面があった事を伺い知る事が出来ました