『サヨナライツカ』(2010)
イ・ジェハン監督、西島秀俊さん(東垣内豊)、石田ゆり子さん(尋末光子)、中山美穂さん(真中沓子)出演。
もう何回も、この作品は観ていますが、ついに先日、初回限定版なるものを購入してしまいました
特典が付いているのです…。
好きなシーン、カットが本当に沢山あります
そして、観るたびにどんどん、全てのカットが、画面の隅々まで計算され尽くしているという事に気付きます。
むしろ、すべてのカットが、もう完璧にキマッている!という印象なのです
監督凄い!
豊が、初めてバンコクにやって来て、会社に向かって歩いて来るシーンも
消しゴムが宙に浮いて、机上の道具がニョキニョキ伸びて、上昇していく気持ちが近未来を描く所とかも
初めて沓子に出逢うシーンの、お店の雰囲気、歌、画面の陰影…バンコクの湿度がもたらす気怠い色気が合間って
空港へ、メルセデスベンツで向かう道のシーンは、向かって来る車と逆方向に飛んでいく飛行機のカットに、うわぁいいなぁここっってなります。
好きなカットが多過ぎて、逆にへっ⁈ってなるシーンが目立っちゃう作品でもあります…私の中で…。
特に、25年後にふとなって、会社の椅子に座っているカット…何であんな不自然な老けメイクなのー!!涙涙涙…
加藤雅也さんの老けメイクもひどい…
で、でもそれ以外は、好きです!
よく何十年後のシーンなどで、顔はちゃんと老けメイクなのに、手のカットがピチピチっていう作品がありますけど、3人とも、ちゃんと手まで染みや皺を作ったりして、細やかなのに、あのメイクだけは不思議でした´д` ;。
そこがちょっと残念ですけども…。
でも、ここまで全てのシーン・カットの構図が美しく、また衣装やメイク(老けメイク以外は素晴らしいんです‼)が、心の機微を表す重要な小道具で、そこをたっぷり味わえる作品はなかなか無いので、観るたびに発見がありますし、いつも楽しんで観ています
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか
映画は、このテーマに基づいて、この問いを繰り返しますが、結局3人は、愛した事を思い出すのかなと思います…。
どうも恋愛作品の場合、恋愛の行方に関して、その展開を…実はそんなに気に留めないで観る傾向にある気がしてきました
それにしても。
たくさんのラブシーンの中で、一番好きなのは、冒頭の日本の豪邸のシーンです。
特に、食器棚からカップを取ろうとしている時の…
豊、見た目は好青年で、何やってもサマになるし、打てばホームランだし、でも内面に熱い野心がある…っていう
役は、西島さんにぴったりですね
イ・ジェハン監督、西島秀俊さん(東垣内豊)、石田ゆり子さん(尋末光子)、中山美穂さん(真中沓子)出演。
もう何回も、この作品は観ていますが、ついに先日、初回限定版なるものを購入してしまいました
特典が付いているのです…。
好きなシーン、カットが本当に沢山あります
そして、観るたびにどんどん、全てのカットが、画面の隅々まで計算され尽くしているという事に気付きます。
むしろ、すべてのカットが、もう完璧にキマッている!という印象なのです
監督凄い!
豊が、初めてバンコクにやって来て、会社に向かって歩いて来るシーンも
消しゴムが宙に浮いて、机上の道具がニョキニョキ伸びて、上昇していく気持ちが近未来を描く所とかも
初めて沓子に出逢うシーンの、お店の雰囲気、歌、画面の陰影…バンコクの湿度がもたらす気怠い色気が合間って
空港へ、メルセデスベンツで向かう道のシーンは、向かって来る車と逆方向に飛んでいく飛行機のカットに、うわぁいいなぁここっってなります。
好きなカットが多過ぎて、逆にへっ⁈ってなるシーンが目立っちゃう作品でもあります…私の中で…。
特に、25年後にふとなって、会社の椅子に座っているカット…何であんな不自然な老けメイクなのー!!涙涙涙…
加藤雅也さんの老けメイクもひどい…
で、でもそれ以外は、好きです!
よく何十年後のシーンなどで、顔はちゃんと老けメイクなのに、手のカットがピチピチっていう作品がありますけど、3人とも、ちゃんと手まで染みや皺を作ったりして、細やかなのに、あのメイクだけは不思議でした´д` ;。
そこがちょっと残念ですけども…。
でも、ここまで全てのシーン・カットの構図が美しく、また衣装やメイク(老けメイク以外は素晴らしいんです‼)が、心の機微を表す重要な小道具で、そこをたっぷり味わえる作品はなかなか無いので、観るたびに発見がありますし、いつも楽しんで観ています
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか
映画は、このテーマに基づいて、この問いを繰り返しますが、結局3人は、愛した事を思い出すのかなと思います…。
どうも恋愛作品の場合、恋愛の行方に関して、その展開を…実はそんなに気に留めないで観る傾向にある気がしてきました
それにしても。
たくさんのラブシーンの中で、一番好きなのは、冒頭の日本の豪邸のシーンです。
特に、食器棚からカップを取ろうとしている時の…
豊、見た目は好青年で、何やってもサマになるし、打てばホームランだし、でも内面に熱い野心がある…っていう
役は、西島さんにぴったりですね