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いつだって明日はいい日

リフォーム計画① 60歳おひとりさまの決断

計画性のない人生でした。
長年の親の介護、それが自分にとっての重大任務。
任務完了後の事など考えてこなかった。
後はオマケの人生くらいに思っていた。

母がまだ元気な頃に「90歳まで元気でいてよ。そしたらいくらでも面倒見てあげるから。」と笑いながら話した。
母が90歳になれば私は60歳、定年になり時間なんていくらでもあると思っていた…現実を知らない大昔のことですね。

母が亡くなり、独りになったのが57歳でした。あっという間に時は過ぎ今年60歳還暦を迎えました。
これからのこと…何も考えて無い私に社長が言う。
「一人で生きていかなくてはならないのだから、先の事を考えて今からでも計画的に、働き方を考えないとね。」

この頃、友人達と会うと話題は年金、家と土地、健康…そんな事ばかりです。多くの友人はシングルとなり、このあとどうして行くかは切実な問題なのです。

まだまだ仕事は継続していきたい。
お陰様で会社からは必要人材と認めていただき、勤務させて頂けるようです。っつうか辞めさせてくれるんかい?人手不足の介護業界、いくらでも仕事はある。
働かなければ生活していけないので重要なことです。
健康な限り働いていたいと思います。

問題なのは家をどうするか…
一人で戸建て住宅を維持していくのは管理も楽ではありません。庭の手入れもいつまで出来るか分かりません。
忙しくて草も伸び放題ってことも多いのです。
姉と同居も考えていましたが、お互いにまだ若いし、姉宅から仕事に通うのは通勤時間が3倍になると思うと、常勤のうちはキビシイです。
賃貸アパートやマンションは単身高齢者には貸してくれないと聞きます。
中古マンションを買おうか、なんて物件チラシを見ると、私に買えそうなのは築数十年の2DKとか、しかも駐車場別。
そんなんだったら築50年のこの家に住み続けた方が良いじゃん!
あれこれ考えましたが、今の家に住み続けると決めました。
両親が残してくれたこの土地と家があるから私は安心して暮らしていられるのです。

さあ、ここに住み続けるなら少しでも快適な方が良い。
自分にできる範囲でのリフォーム計画。
DIYが得意な人なら自分でやってしまうのでしょうけど、そっち方面はからっきし駄目です。
長年お世話になっている工務店さんに丸投げでお任せすることにしました。
数十年のお付き合い、我家のことはよく御存知で、些細なことでも相談してきて頼りになります。

最優先はお風呂。
お風呂が寒くて、ヒートショックで倒れるんじゃないかと怯えていたので。
二番目はキッチンにエアコンを付ける。
窓を開けると隙間だらけなので虫が入るから殆ど締め切り、今年の猛暑でも扇風機だけで過ごしました。
築50年以上、リフォームを繰り返した家なので変な造りなのですが、階段脇の通路になっているスペースとキッチンを繋げてLDKみたいにしたい、と希望を伝えました。

あちこち、直したい所はあるのですが切りが無い。
予算もありますし、建材もかなり高騰しているようです。
今回はこれでお願いますことにしました。

《続く》




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