元旦夜勤明けで寝ていたらライン
「明日、田代行かない?」
大晦日に降雪。元旦は強風で田代ゴンドラが運休らしい、ならば2日は良いだろう。
一眠りして夕方、出かける支度。
シーズン最初はいつも忘れ物がある。山って何持ってくんだっけ?ブツブツ言いながら…
テレビ画面(BS)に緊急地震速報!北陸に地震。
チャンネルを地デジNHKに切り替えると30秒くらい遅れて地震速報の表示。
やがて携帯の警報音が鳴り響く、この音は本当に恐怖と焦りを感じる。
揺れてる!ゆっくりだけど長い!
直ぐに車の鍵と家の鍵をポケットに入れ、貴重品のバッグを手元に置く。倒れるものの無い部屋にいるが、外へ出られるよう玄関ドアを開けておいたほうが良いか?考えているうちに揺れが止まった。
明日どうする?
東日本大震災のときも翌日から会津の山に行く予定だった。
とりあえず様子見で…。
2日早朝、真冬の夜は暗い。
関越自動車道は車の通行量も多いが渋滞するほどではない。
雪不足のせいか群馬県内のスキー場へ向かう車は少ないようだ、沼田インターで降りる車はいなかった。
月夜野インターで降りて三国峠へ、道に雪は無いが峠をトンネルを越えると凍結して嫌な路面だ。
田代スキー場到着。
平日ボーダーには激混みのお正月なのだ。
リフト券値上がりして5500円。
スノースポーツはセレブなレジャーになったね。
ゴンドラから田代湖。
ダムも殆ど雪がない、こんなの初めてだ。
大晦日の降雪は期待したほどではなかったようだ。
20〜30パウくらいか?
既にトラックの入ったバーンを2本滑り足慣らし。
シーズン一本目は緊張します。
今シーズンで何年目?たぶん30年近いはず…、ぜんぜん上達しないね。
地震の影響で機材点検が長引き高速リフトの運行開始が遅れている。
待たずに田代ゲレンデを滑る。
1時間ほど経って開放になったのでかぐらへの連絡コースへ向かう。
積雪が少なくいつもとは違うコースに誘導されていたり、開放しない(出来ない)コースもある。
人手不足でパトロールが行き届かないのか?ロープ潜って無法地帯となっている。
これで事故が起きたらまた締め付けだ。
外国人の多さにも驚く。
マナーが良いはずの日本人がこんなことやってるんだから、山も荒れるはずだ。
かぐらのメインバーンを滑りドリンクタイム。
午前中は雪質が良く、キュッキュッと音のするパウダースノー。
標高の高いここまでくれば上質の雪が滑れる。
メインゲレンデ前、例年ならこの台?の上まで雪に埋まっているのだが…。
新年最初でご挨拶。
ギアもウエアもリニューアルは無し。
良い景色だ。
良い景色だ。
三俣ゴンドラ乗り場までロングルートを滑って折り返し。
クワッドリフトで一緒になった体育会系少年に話しかけてみた。
競技スキーを頑張っている中学生だ。自分はこのくらいの孫がいても不思議では無い歳になったのだ。
スノースポーツは楽しい、ずっと続けてね。
メインゲレンデに戻りランチタイム。
レストランも値上がりしている。
若者たちは皆カレーを食べている。たぶん一番リーズナブルなのがカレーなんだね。
トマトソースパスタ1400円、ドリンクバー400円。
ゲレ食ならこんなもんだろう。
隣の大陸から来た外人ネーチャンが爆食いしていて驚いた。
声もデカいし、紙ナプキンを使いもしないのに大量に持って来る。隣の席までハミ出しても気にかけない。
全ては自分の為にって感じだ。
文化の違いというが私には馴染めない。
午後になり雪が固くなってきた。
山頂から霧がくだっていつた。気温が暖かすぎるのだろう、滑っていないと汗だくだ。
田代湖も青々としている。
ユルユルと滑りながら田代エリアへ戻る。
初心者の多い休日は怖いね。
予測不能変則可動式人間魚雷があちこちに。
特に子供になんか接触したら大変だ。
早めにゴンドラに戻る。
ゴンドラ乗り場からの平標山。
左奥が苗場山。
左奥が苗場山。
タイミングよく、あまり待たずにゴンドラに乗れた。
シーズン最初だし
雪少ないし
今日はユルユルでね〜
早めに上がろっか〜
と、言いながら…
けっこう滑りましたね
腿筋の疲労具合が心地良い。
『宿場の湯』にてリカバリー。
空いていてゆっくり温まりました。
帰りは下道でトコトコ渋滞もなく19時に帰宅。
次のお休み迄に雪降ってくれるかなぁ