遅々として進まない家の片付け、遺品整理。
「そんなもんまとめて捨てればいいのよ〜、とっといたってしょーがないでしょ!」
ごもっともなんですが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
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一緒に暮らしていたからこそ、なかなか思い入れとか引き摺るものもある。
特に困るのが日記とか写真とか…
納戸の奥に積んであるアルバムと写真の入った箱、とうぶん手を付けられそうにない。
なぜか別に置いてあった一冊の古いアルバム。
ボロボロでレトロ感、満載。
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えっ?これ日本?
大陸の国じゃないよね?
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昭和の歴史とかドキュメンタリーに出てきそうなセピア色の写真。
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洋裁学校の集合写真だろうか?
お洒落なコートやワンピースの若い女性達。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5a/b6f1645d255b6b1186543c7d109b150b.jpg?1705404673)
伊香保温泉 昭和二十四年…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5a/b6f1645d255b6b1186543c7d109b150b.jpg?1705404673)
伊香保温泉 昭和二十四年…
伊香保の石段はあまり変わりがないようだが、下駄屋さんが時代を物語る。
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婦人雑誌のモデルのようではないか(笑)
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若い頃の母は美人だったんだな。
ちっとも似ていない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
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似たのはチビでデブなとこだけだね。
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老人ホームに入居するときに拡大プリントしてフレームに入れて持たせた写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e1/6c0bebc9a301d792703ad4bc6e4ea4ff.jpg?1705404635)
老人ホームに入居するときに拡大プリントしてフレームに入れて持たせた写真。
祖父母と姉と甥っ子の写真。
初曾孫を囲んで幸せそうな笑顔が溢れている。
母は「おじいちゃん(父親)に会いたい。おじいちゃんが一番好き。」と何度も言った。おじいちゃんのことばかりだった
病気になってからは父(夫)のことは全く言わなかった。
、よほど自分の父親が恋しかったのだろう。だからこの写真を老人ホームの部屋に飾ってあげたのだ。
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1月15日は母の誕生日だった。
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1月15日は母の誕生日だった。
朝、仏壇に手を合わせながらふと「ばーちゃん、生きてたら何歳なんだ?」と考えた。
30歳で私を産んだのだから私が60歳なら母は90歳か…。
母がまだ元気な頃、「90歳まで元気でいたら、いくらでも面倒みてあげるから。だから元気でいてよ!」と言うと母は「ハイハイ、頼みます」と言って笑っていた。
口の悪い娘と諦めている母の日常会話だった。
90歳どころかだいぶ早くに介護されるようになって、いなくなっちゃったね。
古いアルバム一冊でこんなにも時間かけてるのだ。
全てを片付けるまでにどんだけかかるんだろうか???