祝島(山口県上関町)で植物観察会をさせていただきました ^-^。
島での観察会は初でしたが、防府市、周南市、岩国市
遠くは山陽小野田市からもお越し下さりありがとうございました \(^o^)/
島のネコたちも参加ありがとう(笑)。
次回は少し先になりますが4月5日を予定しています。
これだけネコが参加してくれるとは思っていなかったので
次回までには少しネコ語も勉強しときます(笑)。
観察会の後、もろもろの打ち合わせを終えて山へ向かう。
今にも雨が落ちてきそうな天気 (;´Д`);
今回はどうしても押さえておきたい植物がありました。
それが、オオムラサキシキブです。
海岸林に生えるムラサキシキブの変種で
より南方系の種類になります。
「オオ」ってくらいだから、葉が大きくて樹高も高いですよ。
祝島を歩いていて度々存在は確認していましたが
果実の写真が撮れていなかったものですから。
オオムラサキシキブ
今年は実着きがわるかったのか、時期が遅かったのか
思いのほか果実を見つけることができず焦りましたが
まあまあ写真撮れそうな木があって安堵 ^-^;
樹高が高いので下からでは写真を撮るのが困難、、
崖をよじ登って、何とか間近で撮ることができました。
満足です♪
葉っぱはハムシに食われてボロボロでしたけどね (;´Д`);
山の斜面はノジギクの花で彩られていました。
ノジギクは上関町の花に選定されています。
昔に比べると、うんと減ったそうです。
減少の要因は定かではありませんが
生育環境の変化も考えられるのではないかな・・
かつての里山、島特有の石垣棚田はヤブに戻りつつあるからです。。
ちなみに、祝島のノジギクは葉の薄い
いわゆるセトノジギクと呼ばれるタイプになります。
昭和10年11月27日には
牧野博士がノジギク採取に来島されています。