うっTと植物たち。

ノヒメユリの観賞♪

本日は夏休みを取り、平尾台(福岡県北九州市)へ!
もう楽しみで楽しみで、やっと休みが取れた、、

目的はもちろん、ノヒメユリ(スゲユリ)の観賞であります ^-^。
ノヒメユリは環境省のRDBで「絶滅危惧1類B」指定の希少種ですが
平尾台では、割と普通にみられます。
これも平尾台の保全活動をして下さるみなさんと
利用者のマナーのよさのお陰でしょう。
減少の主な要因は、遷移進行と園芸目的の採取です。



秋吉台同様、日陰はほとんどありません (;´Д`)



熱中症対策として、早朝5時から散策開始。
涼しいですよ♪
温度計では21℃でした。



可憐な「ノヒメユリ」♪
まわりの植物たちに負けまいと
時には1mになることも。
細身ですが、茎は割と頑丈で折れません。





「ヒメユリ」にも似ますが
ヒメユリは上向き、ノヒメユリは下向きに咲きます ^-^。

花の大きさは3~4㎝ほど。



日本に自生するユリの中での最小花です♪



濃色大輪(ノヒメにしては)花♪


実はですね~。
さらに希少な「黄花」を探しました。
黄花はノヒメユリの変種で「キバナスゲユリ」といい
ノヒメユリよりもさらに絶滅が心配される「1類A指定」の
超希少種になります。
結局みつかりませんでしたね~。




キバナスゲユリ
この花は平尾台自然観察センターで保存管理されている株で
ちょうど一輪咲いたので、みせて頂きました ^-^。
ありがとうございました。
もちろん、もともと平尾台に自生していた系統で
ゆくゆくは実生繁殖させたものを帰していきたいそうですが
キバナの増殖は難しい(育たずに途中で消えてしまう)とのことです。
センターの展示園でも、ノヒメユリばかりが残っていました。

ちなみに、センターの方のお話では
平尾台でみられなくなって3年目だそうです。
またひょっこり咲くといいですね。
沖縄県や長崎県ではまだキバナスゲユリがみられるみたい。

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