「中国建国の残火」

このタイトルは、遠藤誉という人の書いた「卡子(チヤーズ) 」という書のサブタイトル。卡子(チヤーズ) というのは「軍」の関所という意味という。 この370ページの小説を3日かけて読んだ。文字通り、大戦後から1949年に今の中国(中華人民共和国)が成立し、この新中国がその後進めてきた革命の事業は戦死者と餓死者の遺体が山のようにつまれ、そこから汚らわしいものとして扱われている命の残火が、鎮魂を迫って . . . 本文を読む
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