「農協改革」とはこういうことだった！！

安倍首相が最近やたらに「農協改革」を口にしていた。「この改革はまさに岩盤をこわすことに相当する」とか「この改革は日本の未来につながっている」といった大げさなことを言っていた。

この意味がどういうことなのかよく分からなかったのだが、今日の朝日新聞を見て「なるほどこういうことだったのか」と半ば理解することができた。

農協はカネをもっている、この資金力で安倍首相が進めようとしているＴＰＰ妥結を阻止しようとしている、だから農協の力をそいでＴＰＰ妥結への道をつくろうとしているのではないか、という趣旨の記事である。もちろん朝日はこれだけではないのだが、こう指摘されると「なるほどそういうことか]と思った。

ＴＰＰが外国から食糧輸入や牛肉の輸入が増えることになれば、日本の農業の未来はますます暗くなる。カネ儲け主義の立場から日本農業が支配されていくだろうという気持ちになる。

漁業従事者が減って日本の漁業の未来もくらくなる。第一次産業全体が落ち込んでいくだろう。
困った日本の政治だ。