先輩でもあり旧友でもあった吉田弘さんの死(1)

1960年に大学を出て勤めた私立高校で4年ほどの先輩であった吉田弘さんという人が昨日亡くなったことを知った。通夜は20日だが、また親しい人との別れだ。
吉田さんは札幌でも有数のダリヤ栽培の達人だった。「吉田ダリア園」を営んでいたこともあった。その高校の屋上に「温室」をつくり、四季を問わず花と植物を楽しむことができたし、園芸部の指導者でもあった。
彼が、乞われて道議選に立候補することになり学校を退職。それ以後もずっと交友は続いた。
私の家に猫の額(ひたい)よりも小さいネズミの額的な花壇があるが、そこに花を咲かせることができたのも吉田さんのおかげだ。4年ほど前に奥さんに先立たれ「女房がいない寂しさがわかるだろうか」と私たちに問うことがあった。(あさってお通夜)。
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