明治以降、兇弾に倒れた政治家たち

昨日、山本宣治という庶民派代議士が殺されたことを記した。しかし「近代日本」が成立した明治以降少なくない政治テロが起こり、政治トップが兇弾に倒れていることを忘れてはならない。
元総理大臣だった安倍晋三氏が統一教会関連の理由で一昨年2022年7月8日に射殺されている。(今ウラがね問題でゆれる安倍派のトップだった人だ。しかし狙われた理由は問題にしない)。
明治以降、初代総理大臣の伊藤博文(1905年)、他に原敬(1921年)、浜口雄幸(1931)、犬養穀(1932年5月15日)、高橋是清(1936年2月26日)、斎藤実(同2月26日)、など。そして戦後も浅沼稲次郎(1960年)、上記の安倍元首相、など。他に地方の有力な首長たちもいる。

こういう「近代国家」の汚辱ともいうべき事柄を、たかだか150年程度の明治維新以降の日本史はもっていることを、私たちは忘れてはならない。これ以降もかかるテロ事件があり得るかも知れないのだ。
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