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日記 … Kametarou Blog
「安心と希望」、言葉は何とでも…
菅首相は初の施政方針演説で政治のかなめは「国民に安心と希望を届けることだ」という趣旨のことを強調したという。
今、コロナ禍が一向に下火になりそうもない状態で、まさに国民が安心と希望をもって明日に向かって進もうという、その根本的な条件を提示することができるならば、それこそ政治の大リーダーということができるだろう。しかしほとんどの国民は、「言葉は何とでもいえるよ、実際に安心と希望をもって進むことができるような政治のアッピールが行われている?」と反論しているのではないか。
そもそも新型コロナ禍が進む中で「医療崩壊」の危険性が叫ばれ出したのは半年も前からではなかったろうか。しかしその態勢補強のために効果的な施策をほとんどやらずこの危険性は日増しに大きくなっている。家庭療養とか入院調整中などの人がどんどん死去していることを恐ろしく思うのは私だけではないはずだ。
個人の種々の注意は当然としても政治の役割は最も重要なのではないか。国民が「安心と希望」をもって毎日を過ごすことができるような施策を具体的に(抽象的な「総合的・俯瞰的に」などではなく)示すことが今最も大切だ。
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