観測史上最も遅い初雪…

札幌管区気象台の観測が始まったのは1877(明10)年なんだそうだが、これまで一番遅い初雪は1890年11月20日だったとのこと。この年は明治23年、大日本帝国憲法が制定された翌年。国会(帝国議会)が開かれた年。気象台ができた年は、例の「せごどん」最後の山場になるだろう西南戦争の年だ。

札幌での観測では11月20日という。しかしこの日の初雪は私たちはパラパラ落ちたな、という程度の感じだった。しかし今日22日の夕刻から降り始めた雪は今(23時)、一面に積もっている。だから実感では今日が初雪の日といえるのではないだろうか。

札幌の初雪の平均値(日)は10月28日とのこと。だから今年は非常に遅いということになる。しかし、128年前に11月20日が最も遅い初雪の日として記されていたことは、そのころもまた「温暖化」的現象があったということなのだろうか。

スキー場がぼちぼち始まるだろう。しかしスキーをやる子どもたちは年ごとに減っているという。私たちが現役の親だったころ、子どもといっしょにリフトの順番待ちで疲れたものだが、アウトドア国民の減少は、ひょっとしたら温暖化といっしょに心配事なのではないだろうか、と思ったりしているのだが、まあ俺たちの時代ではなく次の時代の日本の問題だろう。
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