来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「改憲勢力」が増える?
いろいろな調査が報じられる。あくまでも「予想」であり、この予想も意図的でないのか、という気もしないでもない。つまり、マスコミなどが根拠を別としてわざと自公が多数をとる、という報道をする。するとこれに影響されて有権者が「寄らば大樹」とばかりに、この与党勢力に投票する。まさかそういうウソまがいなことではないだろうが、気になる「与党多数」予想の報道だ。
かつて改憲に賛成か反対かの調査もいくつかの報道機関がしていた。どれをみても改憲反対の方が多かった。しかし選挙運動後半になると、逆転してきたのだろうか。
自公の改憲姿勢に違いがあるようだが、公明党はどちらにしても自民にくっついているから、この政策上の違いはあってないみたいなものではないか、と思う。
今度の選挙で安倍政府は改憲を争点にはしていないという。しかしもし3分の2以上になれば、多分憲法を変える方向を明確に示してくるだろう。どこをどう変えるのか、自民党の草案がそのまま俎上にのぼるのだろうか。
日本国民は70数年前の戦争の苦しい体験をしたのだが、歴史上一度だけの体験では「骨身にしみた」体験にはならなかったと言えるかも知れない。
あのドイツも第一次大戦と第二次大戦の二度の体験が今の政治を創り出してきた。だから日本ももう一度苦しい体験をしなければならないのかも知れない。
そんな悲しい思いすら浮かぶ昨今である。
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