世界第3位の黒字国なのになぜ国民の暮らしは低いのか。格差どうする?

これは今日 BSーTBSの「報道1930」のテーマだった。この番組は、ウイークディの毎日午後7時30分から8時50分まで、時の話題のテーマ(政治的経済的社会的な問題)を採り上げて議論したり、関係者が解説したりの番組。
私は、特別なことがない限りこの1時間半、テレビの前に座って「勉強」させてもらっている。

今日の27日は「日本はなぜ賃金が上がらないのか。「成長と分配」… どうやって実現するのか」がテーマだった。今日の問題意識は次のことだった。
・ 実は世界第3位の黒字国ニッポン、なのになぜ…?
・ 東京と地方 富裕層と低所得、格差どうする?

メモをとったり、テキストがあるわけでないので正確な引用はできないが、上の問題意識が明確に論述されていた。
大企業は巨額の内部留保をもっている。株の配当などにこの大企業の利益が回されている。しかし労働者の所得になるのは一向に増えていない。
アメリカなどで、子どもへの支援が日本などとは比べものにならないほど大きいのだとか。

この番組を視聴して、日本で労働者の所得が増えていない問題点が知らされた。少子化対策などのためにその担当大臣まで置いているのにこれが全く機能していない。少子化の重要な要因は子育ての余裕がないことに尽きるのではないか。カンバンをかけているだけだ。

今、次の首相をめざす4人が競り合っているが、いうことはどれも抽象的だ。
明治150年。この間、人口は4,000万人が3倍以上になった。しかしこれから100年も経たないウチに明治の初めころの4000万人の日本になるのではないか、と上の番組でいっていたのがすごく印象的だった。

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