二酸化炭素などの「温室効果ガス」の削減は未来社会にとって必須のテーマ

今日の朝日新聞の記事を参照。
17世紀から18世紀にかけて世界各国で進められた産業革命によって、人間の生活環境は飛躍的に向上した。しかしこの中身は石炭を最大限活用することから地球温暖化を進めることになった。

平均気温は2度以上上昇したという。だから今の世界の目標は、産業革命からの気温上昇を2度未満、できれば1.5度未満にしたい。それが国際ルール「パリ協定」(2015.12)で決めた目標だ。
そしてこれを行うために各国は自ら温室効果ガスの削減目標を提出するが、この目標を達成しても約3度上昇するのだとか。

温室効果ガスである二酸化炭酸ガスの排出国は上位から、中・米・印・露・日だ。この5カ国で世界の半分以上を占めているという。

そして日本は、各国が温室効果ガス削減目標を引き上げる中で、現在の目標(30年度で13年度比26%、50年度で80%)を変える機運はない。そしてG7(先進7カ国)で唯一火力発電の新増設計画すらもち、この廃止の道筋を描けていない。

国連の気候行動サミットで23日アピールしたスウェーデンの16歳の少女グレタさんが4回も繰り返し叫んだ言葉「How dare you」が私たちも同じ言葉で言いたい。「よくもそんなことができるな」と。

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