危険からの避難力を強めることが大切

川崎市で起こった中学1年生の少年殺害の事件は、分かれば分かるほど恐ろしいというか悲しいというか、加害者への恨みも含めて言いようのない怒りもこみ上げる。

まだ人生始まったばかりの(人生終わりかけている人だから別という分けではないが)少年が無残な殺され方で人生を終えてしまった。

犯人の18歳の少年も後悔や反省を口にしているようだが、もはや取り返しが利かない。今後、ネット上でさまざまな情報が流れるだろう。それらの真偽を確かめるスベはないが、ただただくやしい思いだ。「なんとか殺害を防ぐことはできなかったのか」「まわりの大人たちに少しの注意力があればどうにかなったのではないか」などなど。

上村遼太君が発していたSOSのサイン、そして残酷な殺し方をした少年たちが表していた反社会的なサイン、など、回りの大人たちに気づけないはずはない(ように思うのだが)。

それにつけても日頃、私たちは子どもたちが(だけでないかも知れないが)、危機からの避難の方法を教えておかなければならないのではないか。動物には危険から逃避(避難)する防衛本能があるという。しかしこの防衛本能も有効に働かない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 第6期卒業式 カネがらみの... »