来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
カネがらみの政治と政治家
「企業からの献金」が次々にあぶり出される。そして指摘された議員はハンをおしたように「私は知りませんでした」という。当の安倍首相もそうだ。
企業からの献金をやめることにしようという趣旨で「政党助成金」制度をつくったはずだ。わけの分からない「政党」(くっついたり離れたりしてできた「政党」)に国民一人当たり年間250円支給されるという。こんなヘンな制度ができたのは、各政党が企業や団体からの献金によってダラクしないように、というリクツだった。
しかし企業献金が減らずこれを期待する政治家がいる以上、政党にカネをあげれば必ず見返りがあるはずという経験則が企業側にあるから、カネを差し出すことが慣例になっているのだろう。
問題になっている献金団体は「補助金」を受けた企業という。
「どういう理由でこの企業が公費補助を受けているのだろう」という疑問が次々にわく。
私たちは、不登校児童生徒のために身銭を切ってフリースクールを進めている。これに対する公費の補助が札幌市から行われるようになったのはたかだた2年前から、しかも年額200万円以下。国からの補助金などはまだない。
しかるに政治家に献金するような企業にはワケの分からないカネがいく。そのカネの一部が政治家に回る。そしてもらった政治家は「知りませんでした」とシラを切ると無罪になるという。
この国のいいかげんさはどこまで進むのか。こういう政治家と政治が横行することに対してまだ国民は「まぁ、シカタがないのでは」と諦めていくのだろうか。
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