てんぱっていきまっしょい。

国内旅行をこよなく愛する人間の日記です。でも最近は出かけてないよねぇ。(現在コメントは事前承認制にしています。)

今昔物語にまつわる記憶のお話

2022年03月20日 | Weblog

大人になってから聞くこともないと思っていましたが

今昔物語集がドラマに登場し、これにまつわる自分の記憶を留めておこうかなと思います。

中学3年生のときに、国語の授業で習って以来です。

話しの出だしが、今は昔~で始まる内容の話を集めたもので

その当時習ったのは、さすがに紀遠助ではく「実因僧都」(じついんそうず)というお話しでした。

以下は、中3のとき暗唱させられた部分です。(こういうことは覚えてるのね)

いまはむかし、ひえのやまのさいとうにじついんそうずという人ありけり

こまつのそうずとぞいいける

けみつのぎょうにつきて やんごとなかりけるひとなりけり

また いみじくちからあるひとにてありける

そうず昼寝をしたりけるに

若き弟子ども、 師の力あるよしを こころみんがため

クルミをとりもてきたりて

師の足のとおがおよびにクルミ八つをはさみたりければ

僧都そらねをしたりければ

うちまかせてはさまれてのち

うちうむめてねのびをすれば

八つのクルミ一度にはらはらと砕けにけり

簡単に言うと、昔すんげー力持ちだと噂の坊さんがいて

本当かよって思ってた弟子が、昼寝をしている師匠の足の指にクルミを挟んでみたら

気が付いた坊さんが、わざとなすがままにしといて

寝たまま「う~ん」って身体を伸ばしたら、挟んでたクルミを割っちまったんだぜ!

というくだりのようです。

更に続きがこちらにありますので、貼り付けさせていただきます。

きっと今でいう、ミステリー集みたいなモノだったんでしょうね。


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