続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

9.5cm

2020年08月16日 04時18分28秒 | 日記

昨日の続きで8月9日(日)初めての場所でヘボ追いをやりました

午前中4巣見つけ午後からは掘り上げです

バカが掘るのは2番目に見つけたこの通いの悪い巣

残って居る巣箱が胴丸なので13cm以上の巣は入らないんです

それに16cmを連チャンで入れたので小さい巣も入れたくて

今日は3人が別れてそれぞれの巣を掘りますバカはその方が静かで好きです

お祭り好きの面さんは皆で一緒に掘りたがります

何時ものように脅しを掛けたのですが10分経っても帰還蜂がないので掘り始めました

 

巣が見えていますが手前に腐りかけの切り株があります

左に写っているのはラチェット式のハサミ小さな力で太い根が切れます

 

普通のハサミでは切れないこの右の太い根もそのハサミで切りました

鋸を使うと震動で蜂が怒って出て来ます

ラチェット式は切ったときのパチンと言う反動もなくスッと切れます

追いかけた蜂はクロスズメバチでしたクロスズメバチはこんな日向でも平気で巣を作ります

一般的に白っぽく、脆い巣を作ります巣の重さは2kgを越えることはありません

それに対しシダクロスズメバチは陽の当たらないところに

赤っぽく比較的強い巣を作ります巣の重さは一般的には3,4kg迄ですが

コンテストでは7kg越えもあります

この画像を見ると手前の方が赤っぽいのでシダクロスズメバチに乗っ取られたのかも知れません

 

9.5cmの箱にピッタリでした

この写真は巣が随分赤く写ってますがここまで赤くはなかったと思います

この地方ではクロスズメバチ(ピン)をシロス

シダクロスズメバチ(グン)をアカスと呼びます

 

あの蜂の沢山出た16cmの巣箱は今でも沢山の蜂が飛び回っています

 

今日掘った9.5cm2時間経っても出て来ませんでした

次の日午前10時頃漸く帰還蜂を見ました

 

一番最初に入れた巣(7月12日)はドームがここまで大きくなっています

でも此処は暑いのでこれ全部が外被だけで中に巣盤は無いと言う事もあります

これで限界集落全5棟入居完了です

 

コメント (6)
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