先月、大阪のマンションに身の回りのものをもって引っ越した夫は
現在のところ週に1、2回帰宅する。
で、昨日から帰宅しているが、今日の夕方は、また向こうに行くという。
大阪のマンションの近くには総菜のおいしい小ぶりのスーパーがあるから、
そこでおかずを買ってきて、ごはんは自分で炊いているらしい。
趣味のテニスも、そこから行っているらしいし、
先月資源ごみのボランティアをしているとき溝にこけて打った肩の治療も、
自宅から電車で行く医院にも週一度通っているが、
同時に大阪のマンションの近くの接骨院にも通っているとのこと。
大阪のマンションは、もともと私達が家族で住んでいたマンションなので、
知人、友人がたくさんいる。
だから、夫も楽しく暮らしているようだ。
洗濯も、次男のおいていった全自動洗濯機で、まとめて洗っているらしい。
なにしろ、親子5人で暮らしていたマンションに、
現在は1人で暮らしているのだから、広々と余裕である。
私も、先月一度行ってみたが、
現在の兵庫県川西市の一戸建ての家と比べると、
眺望もいいし、日当たりも風通しもいいから、なかなか居心地がいい。
大阪キタの空中庭園のある梅田スカイビルも目の当たりにできる。
親子5人で暮らしているころは、
5人で暮らすには狭すぎたから不満だらけだったが、
1人で暮らすには十分すぎる広さである。
いっそ私も行って一緒に暮らせばいいのだが、
お互い、現在のところは別々にいるほうが快適だ。
私は夫がいないとのびのびできるし、
なにより食事の気遣いをしなくていいのが楽だ。
自分の食べるものだけなら、なんとでもなるし、
自分が食べたいときだけ作ればいいから気が楽。
夫がいると、どうしても品数がいるし、
温めて出すもの、冷やして出すものなどの神経も使う。
お茶も必ず熱々を出さないといけないし・・・。
だから、夫がいなければ、お茶は麦茶を冷やしておけばいつでも飲めるし、
とにかく自由気ままができる。
その代わり、夫が帰宅しているときは、めいっぱい尽くすようにしている。
ご馳走ではなくても、
たとえば今日のお昼も、
厚焼き玉子、鶏ひき肉のシソの葉巻き、
ネギとパプリカの酢味噌和え、胡瓜とちくわとワカメの酢の物、
に冷奴とちりめん雑魚を出した。
写真をアップすればいいのだが、
写真に写そうとすれば料理も体裁よくしないといけないし、
その手間が面倒だから写さない。
デザートのプリンも朝から手作りしたから、
朝からずっと台所に立ち詰めだった。
が、夫は、夕方、また大阪に帰るから、あとはゆっくりできる。
別居というと聞こえが悪いが、
実際は、それほど悪いものでもないかもしれない。
昨日は、NHKの「あさイチ」で、「プチ別居」と題してやっていたが、
あれは別居というより、プチ家出だった。
子育てで大変な奥さんが
夫と子供をおいて夕方から一泊どまりで別居するというものだった。
ただし、曜日は仕事に差し支えない土曜日だ。
別居というのとは違うなあと思いながら見た。
私も子育てのさなかに、あんな家出をしてみたかったが、できなかったと思う。
ふだん家のことは100パーセント妻の私にまかせっきりだった夫に
子供を預けて出かけることなど無理な相談だった。
夫は、その当時でも、自分の趣味のテニスとかには出かけていたが、
私は家事と子育ては自分ひとりの仕事で、
肩代わりなどしてもらえないと思い込んでいた。
そうでなくても、少しでも夫に頼んだりすれば、
当時、権力のあった義母になんと言われたかしれない。
そんな時代だったと思う。
自由にしている友人もいたが、それは恵まれた人だった。
*
★別々に暮らす暮らしも悪くなくわれら別居の夫婦となれり
★独り身も困ることなしこの頃は出来合ひ総菜店にならびて
★離婚ではなく別々に暮らすこと別居と呼びて齢かさねむ
★通ひ婚現代版と思ひなし夫かよはす媼となりぬ
★六DK間取りの家に一人(いちにん)で暮らす媼の耳は遠くて
★子育てのさなか暮らししマンションの間取り三LDKなりき
★狭くても楽しきわが家でありにしと思ふ媼となりにけるかな
現在のところ週に1、2回帰宅する。
で、昨日から帰宅しているが、今日の夕方は、また向こうに行くという。
大阪のマンションの近くには総菜のおいしい小ぶりのスーパーがあるから、
そこでおかずを買ってきて、ごはんは自分で炊いているらしい。
趣味のテニスも、そこから行っているらしいし、
先月資源ごみのボランティアをしているとき溝にこけて打った肩の治療も、
自宅から電車で行く医院にも週一度通っているが、
同時に大阪のマンションの近くの接骨院にも通っているとのこと。
大阪のマンションは、もともと私達が家族で住んでいたマンションなので、
知人、友人がたくさんいる。
だから、夫も楽しく暮らしているようだ。
洗濯も、次男のおいていった全自動洗濯機で、まとめて洗っているらしい。
なにしろ、親子5人で暮らしていたマンションに、
現在は1人で暮らしているのだから、広々と余裕である。
私も、先月一度行ってみたが、
現在の兵庫県川西市の一戸建ての家と比べると、
眺望もいいし、日当たりも風通しもいいから、なかなか居心地がいい。
大阪キタの空中庭園のある梅田スカイビルも目の当たりにできる。
親子5人で暮らしているころは、
5人で暮らすには狭すぎたから不満だらけだったが、
1人で暮らすには十分すぎる広さである。
いっそ私も行って一緒に暮らせばいいのだが、
お互い、現在のところは別々にいるほうが快適だ。
私は夫がいないとのびのびできるし、
なにより食事の気遣いをしなくていいのが楽だ。
自分の食べるものだけなら、なんとでもなるし、
自分が食べたいときだけ作ればいいから気が楽。
夫がいると、どうしても品数がいるし、
温めて出すもの、冷やして出すものなどの神経も使う。
お茶も必ず熱々を出さないといけないし・・・。
だから、夫がいなければ、お茶は麦茶を冷やしておけばいつでも飲めるし、
とにかく自由気ままができる。
その代わり、夫が帰宅しているときは、めいっぱい尽くすようにしている。
ご馳走ではなくても、
たとえば今日のお昼も、
厚焼き玉子、鶏ひき肉のシソの葉巻き、
ネギとパプリカの酢味噌和え、胡瓜とちくわとワカメの酢の物、
に冷奴とちりめん雑魚を出した。
写真をアップすればいいのだが、
写真に写そうとすれば料理も体裁よくしないといけないし、
その手間が面倒だから写さない。
デザートのプリンも朝から手作りしたから、
朝からずっと台所に立ち詰めだった。
が、夫は、夕方、また大阪に帰るから、あとはゆっくりできる。
別居というと聞こえが悪いが、
実際は、それほど悪いものでもないかもしれない。
昨日は、NHKの「あさイチ」で、「プチ別居」と題してやっていたが、
あれは別居というより、プチ家出だった。
子育てで大変な奥さんが
夫と子供をおいて夕方から一泊どまりで別居するというものだった。
ただし、曜日は仕事に差し支えない土曜日だ。
別居というのとは違うなあと思いながら見た。
私も子育てのさなかに、あんな家出をしてみたかったが、できなかったと思う。
ふだん家のことは100パーセント妻の私にまかせっきりだった夫に
子供を預けて出かけることなど無理な相談だった。
夫は、その当時でも、自分の趣味のテニスとかには出かけていたが、
私は家事と子育ては自分ひとりの仕事で、
肩代わりなどしてもらえないと思い込んでいた。
そうでなくても、少しでも夫に頼んだりすれば、
当時、権力のあった義母になんと言われたかしれない。
そんな時代だったと思う。
自由にしている友人もいたが、それは恵まれた人だった。
*
★別々に暮らす暮らしも悪くなくわれら別居の夫婦となれり
★独り身も困ることなしこの頃は出来合ひ総菜店にならびて
★離婚ではなく別々に暮らすこと別居と呼びて齢かさねむ
★通ひ婚現代版と思ひなし夫かよはす媼となりぬ
★六DK間取りの家に一人(いちにん)で暮らす媼の耳は遠くて
★子育てのさなか暮らししマンションの間取り三LDKなりき
★狭くても楽しきわが家でありにしと思ふ媼となりにけるかな