かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

上高地に来ています

2018-07-25 13:26:51 | ブログ記事
早朝5時過ぎに到着して、6時から歩いて明神池に。

片道60分、往復2時間のところ、三倍の往復6時間かけて歩いて、
バスターミナルに戻ってきました。

その写真と記事は、明日、今日の日付でアップするようにします。

今日はもう疲れて歩けないので、
帰りのバスの出発時間まで梓川の川水に足を浸したりして休んでいますが、
この水が冷たくて一分も浸けていられません。

日差しは強いのですが、日陰に入ると涼しいです。

もう大阪に帰らないで夏の間ずっといたいです。

バスは3時40分発だから、あと一時間半こうしていられます。







*上高地また来年も来て神の清らな水に足を浸さむ

午前5時10分上高地バスターミナルに到着

2018-07-25 05:17:01 | ブログ記事


少し肌寒いのでカーディガンを羽織りました。

外界の猛暑が嘘のようです。



ここで持参したサンドイッチで朝食をとってから梓川へ。



このあまりにも美しすぎる景色を見ているだけで、なぜか涙が出てくる。

ここでしばらく歌作することに。



*音たてて流れる夜明けの梓川ながめるわれは涙を流す

*人のゐぬことこそよけれ独り来て独り眺むる朝(あした)の流れ

*梓川この川水の川音が神の声にも聞こえてきたり



*人のゐぬ御代も流れてをりしかば神の遊びのための川かも





河童橋に来て、河童橋から写しています。↓





どこから写しても美しい梓川。

朝日が昇り始めました。



*瀬をはやむ水の流れに陽のさせば川面かがやき始める朝(あした)

*その川の水に魅力はありありて朝の梓川水を見る



*名も知らぬ沢を流れる沢水も優しく舐めてゆく上高地



*神います上高地きて神さびる木立を歩く足のさきはひ

*木の間より朝の川水ながれるが見えて金の粒がきらきら

*熊笹も羊歯も繁りて静かなり夏の梓川を歩けば

↓この写真に写っている赤い花は何という花でしょうね。







*透明な水を泡立て白くする神はいづくにいませらるるや

*熊笹も羊歯も大きく生い茂りこの上高地の湿原覆ふ

*横たわる仏陀のやうに横たわる大木も見ゆ木の国に来て

穂高奥宮


明神池


上の写真の舟に乗って奥宮に参拝できるのだそう。












*神様の明神池と思ひ来て拝観料と言はれ驚く

*賽銭と別に拝観料を取る神社ぞここは穂高奥宮

*神様の作りし景色を金とりて見せる神社を訝しみ見る

*囲はれてあれば見えざる池なれば金を払ひて明神池を

*神様の作りし池に囲ひして金を徴収せるは人間

*神様は信じてをれど神様を祀る人間信じがたかり

明神池を見てからUターンして元来た道を。


*故郷にもかつてありにきこの川のやうに涼しき川の流れが




ここで思いがけず、野生のお猿さんに遭遇。


お猿さんはこの川の向こうに逃げて行きました。

その後、木がゆさゆさ揺れました。

ついでにこの近くで休んでいると、
黒い蝶々が飛んできて、私の右腕にしばらく留まっていました。

私の腕から蜜を吸おうとしていたみたいでした。(笑)

というのが、皮膚に蝶々の舌先(?)のような感触を感じましたから。^^

左手で写真撮影したつもりでしたが、その写真が見つかりません。

左手で操作したから、ちゃんと押せていなかったかも。

残念!

でも、蝶々が腕にしばしの時間、留まってくれただけでも幸せでした。

*右腕にしばし留まりて蜜を吸ふ蝶々のゐたり 母だつたかも

*山道に遭遇せしは申年でありし亡父の亡霊なりや

ところで、

↓これは二本の木だと思うのですが、その様が変?^^

白い木と赤い木が絡んで見えるのですが・・・。

根本もつながっているように見えます。

人間の目で見るから、いやらしく見えるのでしょうかね。^^

*紅白の二本の木の様(さま)不思議なり二本は絡み根本(ねもと)つながる

*木々もまたまぐはふこともあるのかと思はず思はせられてその様

やっと河童橋に戻ってきました。


バスターミナルの近くのレストランで昼食をと思ったのでしたが、
混んでいそうなのでお弁当を買いました。


中身はこんなふうでした。

お腹が空いていたから、おいしくいただきました。

今日は、朝6時から昼過ぎまで6キロの道のりを6時間かけて歩きましたから、
もうこれ以上、一歩も歩けないくらい疲れました。