かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

象の足を見た人と象の鼻を見た人では象の印象は異なってくる

2018-07-20 12:54:23 | ブログ記事
私が政治的な断定を避けたいと思うのは、

しょせん、私たちが知る政治知識というのは、
テレビ、新聞等、(最近はこれにネットが加わります)から得た間接的なものであるからです。

わが家は長い間、朝日新聞を購読していました。

が、ある人の意見を聞いてから、産経新聞に変えました。

替えた当初は、新聞によって、これほども見方が違うのかと驚きました。

私にとっては、コペルニクス的転回でした。

そして、だんだん朝日新聞の意見が絶対正しいわけではないと思うようになりました。

朝日新聞を購読していた頃は、

日本は第二次世界大戦で、韓国や中国に多大の損害を与えたと思い込んでおりました。

が、産経新聞を読むようになって見方が変わりました。

考えてみれば、

自分を基準に考えても、

日本人がそれほど悪辣なことをするはずがないという考えに傾いてきたのです。

本当に悪辣なことをしていたら、

戦前、中国を支配していた、現、台湾の人たちが親日家というのは
辻褄が合わないと気づいたのです。

新聞、テレビの影響は大きいですね。

われわれは、直接現地に行って確かめることができませんから、

結局、私たちの政治的な意見というのは、多かれ少なかれ、

テレビ、新聞の影響に培われたものなのです。

だから、Aさんが朝日新聞を購読していたら、自虐史の考えに傾くし、
Sさんが産経新聞を読んでいたら、右寄りの考えに傾くというわけです。

一つの出来事でも、

象の足を見ている人と、象の鼻を見ている人とでは、象の印象が異なってきます。

さらに象の目を見る人には、まったく違った象が見えることでしょう。

そのように、私たちの考えというものは、
多分にテレビ、新聞の、最近はインターネットの、影響下にあるということです。

私は、現在は、産経新聞を購読していることもあって、

どちらかと言えば、右寄りな考えに傾いていますが、

しかし、過去、何十年も朝日新聞を購読してきた歴史から
左寄りの考えを持つ人のことも理解できます。

私達の政治的意見というのは、
所詮、そんな程度のものだと認識しておいたほうがいいかもしれません。

このブログにコメントくださったお二方のご意見が真逆であったことから、
そんなことをつらつら考えてみました。

このブログは政治ブログではありません

2018-07-20 12:04:36 | ブログ記事
たまには政治的なことも書くことはありますが、
特に私が特定の政党に入れあげているとかいうことは全くありません。

ただ公平に、よき政治は拍手を送って、
そうでない政治には苦言を呈するのみです。

一国民として・・・。

昨夜、私がオリンピック開催に対する一国民の思いを書きましたところ、

ヒロリンさんという方から、

安倍政権は民主政権より頑張っているというご意見をいただきました。

私は、昨日の記事に、

安倍さんが頑張っていないなどとは微塵も書いてございません。

どちらかといえば、頑張ってくれていると私も思っています。

しかし、安倍さんの政治が完璧かと聞かれましたら、

私は、政治には素人ですので、断定は避けたいです。

民主党より頑張っているというご意見には

賛成するところ大ではあります。

というのが、
東北大震災の起きたときに政権党だった民主党の対応は
決して褒められるものではありませんでしたから。

ということで、私も一応自民党を応援しているのですが、

しかし、

上に書きました通り、完璧とは言えないと思います。

モリかけ問題は野党が騒ぎすぎとしましても、
安倍さんにも落ち度がなかったわけではないでしょう。

奥様がなさったこととはいえ、
安倍さんも全く知らなかったことではなかったと思うにつけ。

そういう問題はありながらも、

しかし、

現在、日本の政治を任せられる人というのは、
ほかにはいないのでは、という気持ちも強いです。

私は、民主党が政権を取ったとき、
実は、内心応援をしていたというか、期待していました。

が、期待外れでしたね。

それだけは言えると思います。

それ以上のことは、今の段階では何とも言えません。

ヒロリンさんも、私のブログにわざわざコメントくださるのでしたら、
ご自分のブログのアドレスも貼って、私にも記事を読ませてください。

私は、ブログなさっておられない方のコメントも大歓迎ですけれども、
ブログをお持ちでしたら名刺代わりにアドレスを貼っていただきたく。

ヒロリンさん、どうぞよろしくお願いいたします。