かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

元気そうに書いていますが、私も

2018-07-29 11:28:27 | ブログ記事
昨日はお独り暮らしのブロ友さんの記事がアップされなかったので、
心配していました。

が、さきほど見ると、アップされていて、体調を悪くされていたよし。

彼女も私と同じく心臓が悪いので、体調が悪くなると不安でしょうね。

という私も、

実は、昨日、ゆうパックの配達に来た郵便局の方の押してくださった
チャイムが聞こえず、気づかず、

今朝、自転車で郵便局に受け取りに行っていました。

それだけで、へとへとになり、
呼吸も整わないのに、さきほどの記事を書きました。(←物好き?)

記事だけ読まれた方は、私のことを元気と思われるでしょうが、
普通の人より疲れやすいですし、無理すると、呼吸が苦しくなります。

が、健康な夫は、それを理解してくれず、
私が怠けているとか、掃除が行き届かないとか言います。

最近は別居しているので、言われる回数は減りましたが、
しかし、別居をしていれば、それはそれで体調が悪くなったとき不安です。

いればいたで、食事の支度とかが大変ですが、
今日のように郵便物を取りに行ったりする必要はありません。

再配達もしてもらえます。

私ひとりだと、再配達をしてもらっても、チャイムに気づかなかったら、
また来てもらわないといけなくなりますから。

ところで、

夫は、昨日のメールでは、今日か明日か帰ってくるというのですが、

私にすれば、
明日帰るのか、今日帰るのかで、ごはんの準備とかが異なってきます。

それを言うと、うるさがられますが、

しかし、食事の支度も、年取ってくると、買い物から大仕事になります。

段取りをしてやればこなせますが、急にと言われるのが一番困ります。

夫は食べるだけの人ですから、台所仕事の大変さはわかりません。

元気な人なら、軽々とやってしまうことでも、私にはできません。

ブロ友さんのお身体を心配しつつ、私も自分の身体も心配です。

あら、わたし、愚痴っちゃったかしら?(^^;

瀬戸内寂聴さん

2018-07-29 10:16:12 | ブログ記事
朝、テレビをつけると、
Eテレ「俳句」に瀬戸内寂聴さんが出ていられた。

句集を出されたとか。

番組でいくつか紹介されていたが、

記憶を頼りに書くので間違っていたら指摘していただきたいのですが、

最初に紹介された句が確か、

むかしむかしみそかごとあり桜餅

「みそかごと」とは「密事」で、秘め事のことであるらしい。

これは、お若いころの恋の思い出を詠われたのだそう。

子を捨てしわれに母の日喪のごとく

お子様がまだおいて行かれるのを嫌とも言えない頃に捨てて出た瀬戸内さんは悪い母親でした
とおっしゃっておられた。

娘さんからすれば許せない母親だったのでしょうね。

でも、現在は普通に交流されていられるよし。

が、さすがに、母の日に贈り物を送ってきてくれることはないと。

瀬戸内さん人生の一番の痛恨事なのでしょうね。

しかし、
この可愛い盛りのわが子をおいてまで夫でない男性を追いかけたかった瀬戸内さんの女性性は、
すごいと思います。

そして、さらに驚くのが、90歳を超えた今でも恋心はあられるそう。

そのエネルギーが小説を書くエネルギーになったのでしょうね。

俳句を作られても、さすがです。

それに大正11年のお生まれにしてはお若い。

それも、やはり、このエネルギーからきているのでしょうか。

私など、まだ70歳になったばかりですが、もう生きるのに疲れて、早く彼岸に逝きたいです。

★子を捨てて恋に生きたる人わかし九十歳(こことせ)超えてもある恋心