超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

宇宙経由でバックアップなんて

2010年05月01日 22時01分57秒 | PC・パーツ・ソフトウェア
スカパーJSATは、4月1日に衛星を使った企業向けのネットワークサービス「ExBird」をスタートさせた。災害対策やブロードバンドデバイドに最適なExBirdの成り立ち

スカパーJSATはアジア最大の衛星通信事業者で、12機の通信衛星を放送と通信の分野で幅広い事業を手がけている。2008年10月にスカイパーフェクト・コミュニケーションズ、JSAT、宇宙通信の3社が合併してスカパーJSATが誕生した。

 一般的には「2010年FIFAワールドカップを全64試合ハイビジョン生中継!!」といった多チャンネル有料放送のほうがよく知られているが、「JSATの母体にあたる日本通信衛星やサテライトジャパンは、1985年の通信自由化でスタートしているので、実は法人向けの衛星通信サービスの方が歴史が古いんですよ」(スカパーJSAT 衛星事業本部 法人事業部長 松本祟良氏)という。2009年は民間通信衛星が打ち上げられて、ちょうど20年経ったということで、衛星事業でもいくつかの新しい試みをスタートさせている。そのうち1つが、「ExBird」だ。

ExBirdは企業向けの衛星通信サービス。衛星通信は予備校のサテライト授業などがよく知られているが、災害対策や僻地でのインターネット接続にも最適だ。「スカパーは放送なので受信するだけですが、ExBirdは双方向で通信します。通常の衛星通信は大型のパラボラが必要でしたが、ExBirdは小型のアンテナが使え、免許の管理も含め、運用・管理は弊社が一括でやらせていただきます」(衛星事業本部 法人事業部 アシスタントマネージャー 第1法人事業チーム 竹林寛格氏)という特徴を持っている。

 もともとこうした衛星通信サービスは以前から手がけていたが、通信速度が100kbpsと低速だったり、ニーズに応じてばらばらの展開だったという。そこで、低速からブロードバンドまで幅広くメニューを整理し、しかもお手頃な料金で衛星通信を使ってもらおうと考えたのがExBirdだという。

 「技術的な進歩で、低速から高速まで単一のハードウェアプラットフォームでカバーできるようになりました」(松本氏)ということで、メガビットクラスのサービスも用意する。また、僻地への接続や災害対策、インターネット接続、音声通話などにニーズによってサービスをまとめた。ちなみに電力や交通などミッションクリティカルなインフラ会社で用いられる「EsBird」という耐障害性を高めたサービスも持っている。

確かに昨今BCP(事業継続計画)は大きな課題となっているので、価格的にリーズナブルであれば、企業でもDR用途に導入を検討したいところ。しかし、降雨の影響や遅延、障害対策など、導入前に不安を感じるところもあるかもしれない。これに対してはどうなのだろうか?

 まず降雨に関しては、ずばり影響があるという。「いわゆるCバンドは雨にも強いですが、われわれが使っているKuバンドは電磁波の特性として雨の影響は避けがたいんです。とはいえ、一般的な降雨であればかなり通信のマージンがとってあるので、問題ありません。台風やゲリラ豪雨が多い地域は、より口径の広いアンテナをお勧めします」(松本氏)とのこと。また、雪に対しても融雪付きのアンテナが用意しており、トータルで99.8%の程度の可用性を目指しているという。

 また、赤道上空から3万6000km離れている静止衛星との通信においては、やはり遅延も大きい。これは衛星通信の宿命といえる。そこで、遅延を小さくするために、スカパーJSATのハブ局を経由せず、通信衛星を介してダイレクトに対向のVSAT局と通信するシングルホップのサービスが用意されている。これにより伝送遅延を、衛星を2回経由するダブルホップの半分にあたる0.6~0.7秒程度に短縮することができる。遅延に敏感な音声プランは、このシングルタイプを採用している。もちろん、ユーザー側でWAN高速化装置などを導入すれば、遅延の影響を最小限に食い止めることが可能だし、カスタムオーダープランでは帯域保証も用意している。



アンテナや機器の障害に関しては、そもそもがスカパーJSAT側の保守や運用になるため、トラブルでつながらない場合は、オンサイトでの交換になるという。アンテナの設置も含め、ここらへんの体制は、長年衛星ビジネスをやってきた同社の得意とするところ。今後は推奨会社を設け、保守を委託する体制も構築していくという。

 既存のサービスは、ガス会社のパイプライン流量監視や放射能のモニタリング、離島や山岳地の通信、自治体の災害時に備えた物流のバックアップ回線、音声ホットラインなど、実に幅広い用途で用いられている。「朱鷺(とき)の監視を行なうために山間部にカメラを設置し、ソーラーパネルでアンテナに給電しているお客さんもいますね」(竹林氏)ということ。今後は「既存のお客様を新しいサービスに移行するほか、まったく新しいお客さまにも勧めたい」(松本氏)と新規顧客の開拓を推進していく。

魚油のオメガ3脂肪酸、頭を良くする効果のほどは?

2010年05月01日 21時53分20秒 | 健康・病気
英国で行われた研究によると、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸は、心臓の健康のためには良いが、脳の機能を高める効果はないという。ロンドン大学の研究者らが専門誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション」に発表した。



オメガ3はDHA/EPAとして、いわし、さば等の青魚、サーモンの魚油に多く含まれ、植物性ではα―リノレイン酸としてフラックスオイル(亜麻仁油)、しそ油、 ごま油、胡桃油等に含まれます。EPAとDHAは近似種類で体内ではEPAからDHAがつくられます。この区別は炭素の二重結合の全体数が異なることで区別されています。
双方 ともにその血液を凝固させにくくさせる作用が、血液の流れを改善し、血液の粘度をさげて脳内血管の血栓を防ぐので、脳内血流のスムースな循環や、過労や加齢による 視力の低下を防ぐといわれています。また、これまで数多くの研究が、魚をよく食べる人は精神機能が良好で、認知症になりにくいとの結果を示してきた。

 だが、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究者らは、70歳代の男女748人を対象に2年間かけて行った調査で、エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を摂取したグループとしなかったグループに、認識機能の差は確認できなかったとした。 ただ、より長期間にわたり摂取した場合の効果については、可能性を排除していないとしている。

暗記しておくとちょっとだけ便利なプチ公式

2010年05月01日 21時08分24秒 | 家電・生活用品
○1年=250労働日=2,000労働時間
ま、ざっくりと。
通勤時間に往復2時間かけているなら、2時間×250労働日で、年間500時間とか。

○時給1,000円=年収200万円
税金とかいろいろありますが、まぁ、目安として。

○$1 million=1億円
英語の記事を読むときに覚えておくと便利。為替は便宜上1ドル=100円で。

○$1 billion=10億ドル=1000億円
こちらも混乱しないように。

○AのB%=BのA%
「25の16%は16の25%だから4」とか。
どちらかの数字がきりがよければ使えますね。

○昭和+25=西暦
昭和50年は1975年ですね。

○平成-12=西暦
平成20年は2008年。

○1代=20年
「4代続く老舗の旅館」=創業約80年
徳川15代=約300年

○1日 = 86400秒
1時間=3600秒

○A5xA5=“Ax(A+1)”25
【例】
25x25=“2x(2+1)”25
【証明】
(10A+5)x(10A+5)=100A(A+1)+25
100A2乗+100A+25=100A2乗+100A+25
よって0=0

最後のは忘れました、たぶん合っていると思います。

火星の氷を掘り起こしたクレーター

2010年05月01日 20時50分50秒 | 宇宙


 最近になって形成されたとみられる火星の衝突クレーターの下から、輝く氷が顔を出している(2010年3月撮影)。NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)搭載の高解像度カメラHiRISEの画像だ。中心のクレーターは直径約20メートルほどだが、衝突の余波は直径約800メートルの範囲(暗い部分)に及んでいる。

 火星の両極冠と地下の氷を合計すれば、土壌体積の半分以上の氷が存在することが確実視されている。一方で、埋まっている氷を掘り起こしたクレーターの発見は困難で、全部で7個しか確認されていない。HiRISEは、衝突で発生した“ちり”に覆われた暗い領域の撮影に適しているためで、露出した氷を確認できるのは数少ない例外だからだ。


暗黒物質のゆがんだ分布

2010年05月01日 20時48分21秒 | 宇宙
すばる望遠鏡がとらえた複数の銀河団の画像から、正体不明の「暗黒物質」の分布が精密に測定された。その結果、暗黒物質が密集した領域では、分布は球状ではなく、ゆがんだ扁平な楕円状であることが明らかになった。この「ゆがみ」から暗黒物質の正体に迫ることが可能になるかもしれない。

銀河団とは1,000個ほどの銀河の集まりで、そこには太陽の1,000兆倍にもおよぶ大量の暗黒物質が付随していることが知られている。暗黒物質の正体は依然として不明であり、現代天文学および物理学におけるもっとも重要な未解決問題のひとつとされている。暗黒物質は光を発しないため、詳細な空間分布を調べることはひじょうに難しい。

国立天文台の大栗真宗研究員、東京大学の高田昌広特任准教授を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡の主焦点カメラが撮影した18個の銀河団の画像を詳細に分析し、画像中に見られる重力レンズ効果から銀河団内の暗黒物質の空間分布を明らかにした。

重力レンズ効果とは、天体の重力により光の経路が曲げられる現象で、アインシュタインの一般相対性理論によって予測されている。例えば暗黒物質が集中した場所があると、その重力場がちょうど凸レンズのように働いて、背後にある遠方の銀河が発する光の経路が曲げられ、結果として銀河の姿が変形して観測される。

背景の銀河の形が重力レンズ効果によってどのように変化しているかを測定すると、銀河の手前にある暗黒物質の分布を直接的に推定することができる。この効果は重力レンズを引き起こす天体が普通の天体か暗黒物質かにはまったくよらないため、目に見えない暗黒物質を探る上でひじょうに強力な手法となる。

研究チームが明らかにした分布は、球状ではなく大幅に「ゆがんだ」扁平な楕円状であった。平均的なゆがみの度合いは、楕円の長軸と短軸の比でおよそ2対1と大きなもので、「ほぼ球形」をしている太陽などの恒星とは対照的である。重力レンズ効果を用いた暗黒物質分布のゆがみが、これほど高い信頼度で検出されたのは、今回が初めてのことだ。

標準的な暗黒物質理論の予測と今回の測定結果を詳細に比較したところ、暗黒物質分布のゆがみの度合いを含めて良く一致することがわかった。今回の研究結果は、暗黒物質の性質に対する標準的な考え方を強く支持する新しい証拠であり、暗黒物質分布の「ゆがみ」から、その正体にせまる可能性を初めて示した点で重要な成果となった。

詳細は別リンクへ~すばる望遠鏡

小惑星「テミス」に水の氷が検出された?

2010年05月01日 20時40分05秒 | 宇宙
小惑星の表面に、水の氷が炭素系の有機化合物とともに検出された。これにより、原始の地球に水をもたらしたのは、小惑星や彗星である可能性が示された。



米・ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所の天文学者 Andrew Rivkin氏らは、NASAの赤外線望遠鏡(IRTF)を使って、2002年からの6年間に小惑星24番「テミス」を7回にわたり観測した。

その観測で集められた赤外線のデータから、水の氷および炭素系の有機物質が検出された。

テミスは太陽から約4億7900万kmの距離に位置している。あまりに太陽に近いため、太陽系が形成されてから46億年も経った今、その表面に水の氷が残されている可能性はないと考えられてきた。

NASAの地球近傍天体プログラムの責任者 Don Yeomans氏は、「小惑星帯全体を探しても、たったコップ1杯の水さえも見つからないと思われてきました。しかし、ひょっとすると小惑星に含まれている水で、地球上のすべてのプールをいっぱいにできるのかもしれません」と話している。

さらにYeomans氏は「わたしたちの過去に関する理解がこれで深まります。また、この研究によって、小惑星が原始の地球にさまざまな物質をもたらした天体であったということだけなく、将来行われる探査で、小惑星が水などの供給地となりうる可能性が出てきたのです」と話している。

ソース
NASA

詳細な解説は以下のリンクでどうぞ
NGN

BMWが2012年からDTM参戦と発表

2010年05月01日 20時30分27秒 | car


BMWは29日、2012年シーズンから「ドイツ・ツーリングカー・マスターズ」(DTM)に、『M3セダン』で参戦すると発表した。

旧DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は、1984年にスタート。メルセデスベンツ、BMW、アウディ、オペル、アルファロメオがワークス参戦し、盛り上がりを見せた。しかし1996年、コスト高騰による自動車メーカーの撤退を受けて、旧DTMは終了した。

2000年、ドイツ・ツーリングカー・マスターズに名称を改め、DTMは再スタート。エンジンは4.0リットルV型8気筒、駆動方式はFR、電子装置は禁止と、コストを抑制する新レギュレーションが導入された。現在、メルセデスベンツ『Cクラス』とアウディ『A4』の2車種が、ワークス体制でエントリー中だ。

2012年から、BMWが新DTMにワークス参戦。マシンは、M3セダンがベースだ。M3セダンは4.0リットルV型8気筒エンジンを搭載しており、DTMのレギュレーションにピタリと合致する。

BMWは1996年、DTMから撤退。BMWモータースポーツのMario Theissenディレクターは、「新たなプログラムはBMWのスポーツ遺伝子を示すため、われわれに多くの重要なステージを提供する。予定されるDTMへの復帰はエキサイティングな挑戦だ。われわれは参戦する最初から競争的である条件が必要だ。今後数ヶ月の間に技術的な準備を行い、2012年からの参戦に備えなければならない。市販車レースでの偉大な伝統からBMW M3はそのベース車両として使用される運命にある。それは今年ヨーロッパでのデビューシーズンを戦っている」と、16年ぶりのDTM復帰に意欲を燃やしている。

また、クラウス・ドレガー氏(ボードメンバーのBMW取締役)も「フォーミュラワンからの撤退の後で、われわれのモータースポーツプログラムは、全く新しいレベルで競争している一般市販車の中でその存在を高めている。BMWのツーリングカーは世界中で成功を収めており、フォーミュラワンから去った後その原点に戻って、その分野への活動拡大を一貫したステップと見なしている」と発言している。

オペルが去って、しばらくメルセデスとアウディだけと車種だけを見れば寂しいといえる状況だったが、2012年からは我々ももう少しエキサイティングなレースを期待しても良いかもしれない。