ワシントン(CNN) 米ワシントン北部で22日夕方に起きた地下鉄列車同士の衝突は、死者が9人に増加した。CNN系列局が、地下鉄を運行しているワシントン首都圏交通公団の関係者の発言として伝えた。
夜までに車両からの乗客救出は打ち切られ、焦点は復旧作業に移った。通勤客の帰宅の足は、衝突の影響で大幅に乱れている。
現場で手当てを受けた負傷者数は76人で、うち2人は致命的な重傷、2人は捜索救助要員だった。負傷者の一部はワシントン市内の病院数カ所に搬送された。
ワシントン市のフェンティ市長がCNN「ラリー・キング・ライブ」に語ったところによると、車両の1台は約75%押しつぶされる形で破損した。捜索救助隊は、中に遺体が残されているか不明だとしている。
同公団の発表によると、衝突は同じ方向に向かう同一線路上で発生した。原因解明までには数日かかる見込み。
現場で調査を開始した米国家運輸安全委員会(NTSB)の関係者によると、両列車はそれぞれ6両編成で、停止中だった片方の列車に後続列車が追突。後続列車の1両目が、停止中の列車の最後の車両に乗り上げて折り重なった。
両列車に速度記録装置などが搭載されていたかは不明。装置の有無は車両の型式によるうえ、搭載されている場合は破損しているかが問題になるという。また、同公団は通常ラッシュアワーの時間帯に、地下鉄を自動モードで運転していると述べたため、NTSBは衝突発生当時の運行が自動モードだったか確認を急いでいる。
夜までに車両からの乗客救出は打ち切られ、焦点は復旧作業に移った。通勤客の帰宅の足は、衝突の影響で大幅に乱れている。
現場で手当てを受けた負傷者数は76人で、うち2人は致命的な重傷、2人は捜索救助要員だった。負傷者の一部はワシントン市内の病院数カ所に搬送された。
ワシントン市のフェンティ市長がCNN「ラリー・キング・ライブ」に語ったところによると、車両の1台は約75%押しつぶされる形で破損した。捜索救助隊は、中に遺体が残されているか不明だとしている。
同公団の発表によると、衝突は同じ方向に向かう同一線路上で発生した。原因解明までには数日かかる見込み。
現場で調査を開始した米国家運輸安全委員会(NTSB)の関係者によると、両列車はそれぞれ6両編成で、停止中だった片方の列車に後続列車が追突。後続列車の1両目が、停止中の列車の最後の車両に乗り上げて折り重なった。
両列車に速度記録装置などが搭載されていたかは不明。装置の有無は車両の型式によるうえ、搭載されている場合は破損しているかが問題になるという。また、同公団は通常ラッシュアワーの時間帯に、地下鉄を自動モードで運転していると述べたため、NTSBは衝突発生当時の運行が自動モードだったか確認を急いでいる。