超空洞からの贈り物

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腎がん治療薬…4人が急性肺障害、うち2人死亡

2008年12月21日 00時03分31秒 | Weblog
厚生労働省は19日、腎がんの治療薬「ネクサバール錠」(一般名・ソラフェニブトシル酸塩)を服用した約2000人のうち、4人が急性肺障害を起こし、うち2人が死亡していたと発表した。厚労省は同日、製造・販売元のバイエル薬品(大阪市)に対し、使用上の注意の「重大な副作用」に急性肺障害などを追記し、注意喚起するよう指導した。

 厚労省によると、ネクサバールは4月に日本で初めて承認された腎細胞がん用の抗がん剤。バイエルヘルスケア社(ドイツ)などが開発、世界62カ国で販売されている。手術で治療できない患者に使われる。死亡したのは50代と70代の男性で、いずれも投与から1~2カ月後、間質性肺炎が疑われる肺障害になった。厚労省は服用との因果関係は「否定できない」としている。

 急性肺障害の副作用は、国内の治験(臨床試験)では起きておらず、海外の添付文書にも記載がないため、これまで使用上の注意で触れられていなかった。ただし現時点での肺障害が起きる率は、他の腎がんの抗がん剤と同じ程度という。


リスクはつきもの…

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