超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

火星で最近起きた大規模な流水活動の跡を発見、米研究機関

2009年03月04日 19時47分39秒 | Weblog
火星南部に、今から少なくとも125万年前にできたと見られる大規模な流水活動の跡があることが、NASAの火星探査衛星「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」が撮影した衛星画像の画像解析の結果明らかなった。

 この研究発表を行ったのはブラウン大学のサミュエル・ション(Samuel Schon)研究員(院生)。

 ション研究員は火星のクレーターの重なり具合から、ここのクレーターの形成年代を測定することから研究に着手。その上でクレーターの縁の重なり具合から比較的最近に形成されたとみられる火星の南部のプロメテイ平原(Promethei Terra)にあるクレーターの内部に明らかに流水活動で生じたと見られる大規模な渓谷と扇状地を見つけることに成功した。

 125万年前というと人類による旧石器時代が始まった地質年代的にはつい「最近」の出来事ということにもなる。

 ション研究員は恐らく何らかの原因で氷河が溶けることで渓谷を形成させる程の大規模な流水活動が生じたのではないかと述べている。

 この研究成果は学術専門誌「Geology(March, 2009)」に掲載の予定。


最近まであったんだねぇ。
人間の尺度で物事を考えると、過去の研究できませんな。

最新の画像もっと見る